[2011年12月5日]
こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
現在『東京モーターショー』が開催され、各自動車会社からいろいろなコンセプトカーが出展されています。会場までは遠くて、実際に見に行くことはできないのですが、私が一番注目しているのは、トヨタの『86(ハチロク)』です。私のような“おっさん世代”には懐かしい車なのではないでしょうか? 白黒のツートンカラーではないようですが、市販されるのが楽しみです。いくつになってもスポーツカーはあこがれます。『いつかはGT-R』と思っていましたが、いつまでたっても高くて手が出そうにないので、「86ならば!」と、甘い夢を抱いています。また新たな目標が加わり、今週もがんばっていけそうです。
12月に入り、入塾やお問い合わせが続いています。お問い合わせの理由で一番多いのが、(中学生の)定期テストで成績がどんどん下がっていることです。今まで勉強が嫌でしょうがない、勉強なんか必要ないと思っていたわけではなく、なんとかしたいが、何をどうしたらいいのかわからずに、結局は何もしないでここまで来たという方がほとんどです。
お話を聞いているだけではお子様の様子がわからないので、体験授業に来ていただき、実際に授業を受けていただくようにしているのですが、ほとんどのお子様が時間をかけて何度も繰り返せばできるようになります。
もちろん、いきなり難しいところから始めるのではなく、最初は比較的簡単なところから始めます。簡単なところから始めるのでできて当然といえば当然ですが、成績がどんどん下がっているお子様は完全に自信をなくしているので、まずは『自分でできた!』という成功体験が必要になります。
最近入塾した女の子がいるのですが、やはり何をどうしたらいいかわからずに今までほとんど勉強しなかったのですが、塾で何回か授業を受けて少しずつですが自分でできる問題が増えてきて、それが自信になったようで、先日自分から「宿題を増やしてください」と言ってきました。最初宿題を出したときは「え!こんなに!!」と言っていたのですが、すごい成長です。
今の子どもたちは、「どうせ何をやっても・・・」と、最初から努力することをあきらめているように思えます。オリンピックに出るとか、プロ野球選手になるといったような夢を実現するのはかなり難しいことだと思いますが、勉強に関しては努力すれば誰でも結果を出せると私は思うのです。
ではどういう努力をすれば結果がでるのか?
結果を出すために一番必要なのが自信を持つこと
自信を持つためには自分でできる問題を増やすこと
自分でできる問題を増やすにはできるまで何度も繰り返すこと です。
もちろん、定期テストにしても入試にしても試験範囲と試験日という期限が決まっていますので、同じことばかりやっているわけにはいきません。そこで重要なのが我々講師の見極める力です。
今までの経験やその子の能力、試験範囲の内容などをよく考えて、最適な学習カリキュラムを決定しなければいけません。ただ単にテキストの最初から機械的にやっていくような授業ではダメなのです。しかし、長期的なカリキュラムを作成してもその通りにいかないのが現実で、結局は毎日授業のたびにカリキュラムを変更しています。毎日その準備で膨大な時間がかかるのですが、そこは絶対に削ってはいないと思っています。
12月になり、新潟らしい?どんよりとした天気が続きますが、気持ちだけは晴れやかに! 今週も子どもたちや保護者様の期待に応えられるように、見極める力をさらに鍛えていきたいと思います。