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啓新セミナー

[2012年2月6日]

道具の扱い

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

結局先週も、毎日雪かきでした。
毎日毎日うんざりするほど雪が降っています。
もう雪の捨て場もない。
今週の水曜日から再び大寒波がやってくるそうだ。どうしよう?
まあ、暗い顔をしていてもしょうがない! がんばっていくだけだ!!


先週の土曜日から公立高校を受検する中3生を対象とした『リスニング講座』がスタートしました。
新潟県の英語の入試は、100点満点中約32点分がリスニング問題です。
毎年平均点が55点前後ですからかなりウエイトが高い! ここでガッチリ得点してほしい!!

初回の授業では、リスニングの聞き方についてみっちり指導しました。

 「リスニング問題は、全文を理解しようと思ったらダメ! ポイントとなる言葉(単語)だけ聞き取ればいい。」
 「ポイントとなる言葉のヒントは、問題用紙に書いてあります。だから、放送が始まる前に目を通して、質問されそうなことを予想することが大切。」

子どもたちはすごく真剣! メモを取りながらうなずいて聞いていました。

入試まであと1か月! 得点できるところできっちり得点する!!
あきらめた人からどんどん脱落していきます。苦しいけど一緒にがんばろう!

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すごくだらしない中学1年生がいます。
プリントを渡すとすぐぐちゃぐちゃになるし、字は解読不能。

先日その子がテスト対策の勉強をしていたとき、○付けをするのに解答が必要ということで貸してあげました。
解答は10枚ほどのプリントで、ホチキスで止めていませんでした。
その子はプリントの途中のページから○付けをしていました。

○付けが終わって解答を返しに来たのですが、なんと!プリントを最初のページからきちんと揃えて持って来たのです! 
えっ、こいつが!?と思ってしましました。(かなり失礼ですが・・・)
当たり前といえば当たり前のことなのですが、絶対にやりそうになかったのですごく感動しました!

その子のお母さんがアンケートで「塾に入ってから、勉強に対して拒否反応を示さなくなり、前向きに努力するようになった。」と書いてありました。
なるほど、前向きに努力していることが、こういうところに出ているんだな。

スポーツでも同じことですが、うまくなりたいと思ったらまずは道具を大切にすることではないでしょうか?
野球選手ならグローブやバット、サッカー選手ならボールやスパイク。
一流になればなるほど道具の管理や手入れをしっかりしているものです。

勉強をがんばりたいと思うなら、まずは教科書やノート、プリント、テキストを大切に扱うことだと思います。
道具を粗末に扱う人で成績が良かった人を今まで見たことはありません!

おそらくその1年生は無意識でプリントを揃えたのだと思うのですが、その子の「なんとか点数を上げたい!」という想いが行動となって現れたのではないでしょうか。