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啓新セミナー

[2012年4月9日]

きっかけ

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先日、私と同じように独立して、塾を開いている方から久しぶりに連絡がありました。
すごく元気そうでなによりでした。
夜の遅い時間ということもあり、長く話すことはできなかったのですが、色々な話を聞くことができて、とても参考になりました。
開校して間もない私と違って、その方はもう何年も続けていますので、勉強になることがもっともっとありそうです。
こんどゆっくり伺いたいと思います。
なんでもそうですが、続けることが大切で、難しい!
最近は新学期の準備等でバタバタして、目の前のことで精一杯でけっこうぐったりしていましたが、周りにがんばっている仲間がいることですごく刺激されました!
まだまだ甘いですね。反省です!


先週は小学生の体験授業が4件あり、全員入塾していただけることになりました。
当塾では、新潟県内ではあまり見かけない教材を使っていますので、体験していただいたお子様からは「楽しい!」という感想をいただきます。
(もちろん、楽しいだけではなく、きちんと学力も身に付きます)

算数の教材には、編集機能がついていて、子どもたち一人ひとりの理解度に合わせて教材を作ることができます。
1回の体験授業で子どもたち一人ひとりの理解度を完全に把握することはできないのですが、それでも長年この仕事をやっていますので、どのレベルから始めればいいかだいたいわかります。

小学生は、最初が肝心です。
簡単すぎても難しすぎてもダメ!
無理なくスモールステップで確実にレベルアップしていく方法でないとやる気をなくします。

中学生や高校生、大人もそうですが、勉強というのを「○○があるからしなければならないもの」ととらえています。
しかし小学生には、「勉強はしなければならないもの」という認識はあまりありません。
単に「楽しいから」とか「おもしろそうだから」、「友達が塾に行っているから」というのが勉強を始めるきっかけになります。

親としては「将来のために」と思うかもしれませんが、子どもにはピンときません。
親ができることは、そんな些細な『きっかけ』を作ってあげることです。
そして我々塾講師にできることは、その『きっかけ』を大切にして、育ててあげることではないかと思います。

当塾では授業の最初に、『今日は国語何枚、算数何問解く!』という目標を決めます。
先日、新小学3年生の子が、自分で立てた目標を達成できてすごく喜んでいました。
「そこまで喜ばなくても」と大人は思ってしまいますが、本人としてはすごくうれしくて、お迎えに来たお母さんがびっくりするほど喜んでいました!
ほんとうに些細なことかもしれませんが、子どもにとってはそれが自信になって、やる気につながるのです。


今週もお問い合わせの方への説明やわくわく文庫の体験授業などがあり忙しくなりそうですが、一人ひとりの『きっかけ』を大事にしていきたいと思います。