[2012年6月11日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
暑い日が続いていますね。
暖房を使わなくなって電気代が下がって喜んでいたのに、もう冷房が必要になりました。
なかなか節電は難しいですね。
小学校6年生の授業では『分数のわり算』をやっています。
計算は問題ないのですが、下のような文章題になると手が止まってしまいます。
「9/7(7分の9)mの重さが6/7(7分の6)?の鉄のぼうがあります。この鉄のぼう1mの重さは?」
「じゃあ、2mの重さが6?の鉄のぼうなら、1mの重さは?」
「6÷2=3 3?」
「では、さっきの問題は?」
「・・・・」
この手の問題は図を書いたりすることが難しいので、理解させるには時間がかかります。
でも、当塾に通っている6年生は、がんばり屋さんばかり!
何回「違う! もう1回!!」と言われても、がんばって何度でもチャレンジします!!
6年生ぐらいになると、『あきらめ癖』がついている子も多いのに、当塾の6年生は、ほんとうに最後まであきらめずにがんばります。
『最後まであきらめない習慣』が身に付いているのですね。先々が楽しみです!
『あきらめ癖』がついている子には、すごく手を焼きます。
問題を見た瞬間に『無理』といって、すぐあきらめてしまうような子には、根気よく何度も丁寧に説明をするのですが・・・
長い道のりになりそうです。
小学生ぐらいならまだいいのですが、中学生になると、授業にわざと遅れて来たり、宿題の答えを丸写ししたりして、常に『逃げる』ことばかり考えるようになります。
これではその子が不幸になるばかりで、塾に来ることが逆効果になってしまいます。
『あきらめ癖』は一度ついてしまうと、なかなか治らないもの。
やはり、小さい頃からの意識付けが大切ですね。
前期中間テストまであと10日。
悔いが残らないように、きっちり指導していきたいと思います。