[2012年6月15日]
こんにちは、うたこです。
来週に迫った中間テストに向け、今中学生はみんな必死です。テスト直前の生徒のパワーはすごいです。そのパワー、もっと前から出していれば・・・と毎度のことながら思います。ま、それでも直前になっても何もしないでタラタラしてるよりは良いのですが(^_^;)。
今回のテストは新教科書になって初めてのテストなので、どんな問題になるのかな〜と私としてはちょっと楽しみです。〜生徒の方は学習量が多くてうんざりしていますが〜
英語は確実に難しくなりますね。何といっても昨年より教科書本文の文章量が多い!特に中2は昨年の中間では「一般動詞の過去形・be動詞の過去形・過去進行形」が範囲でしたが、今年はこの3つに加えて「接続詞when・because」も加わります。接続詞の単元は英文の構造がきちんと整理されていないと難しい単元で、中2で学習する単元の中で最も難しいと言ってもいい内容。理解するのにも時間がかかりますが、定着するにはさらに時間がかかります。テストまであと数日ですが、一人ひとり徹底的に絞り込んでいきたいと思います。
また、英語だけでなく国語も今回はなかなか手強い範囲となっています。中2では古文の「枕草子」が、中3は漢詩と助詞・助動詞が範囲となっています。古文や漢文を理解するにはまずそこに出てくる言葉の理解が必要になります。日本語で書かれていても現代の生活で使わない言葉ばかり。ということは英語のような外国語と変わらない=日本語じゃない!!と思って勉強する必要があります。
また、通常、文章を読むときにはその話の様子を想像しながら読んでいきます。これは古文・漢文を読むときも同じです。しかし古文・漢文では、そこで表現されている内容が現代のものではないため、その時代ならではのものの見方をしなければいけません。つまり、その当時の歴史や地理、生活様式に関する知識が必要となってくるのです。国語以外の知識が求められ、さらには当時のことを想像できるイメージ力も求められます。なかなかハードルの高い学習ではありますが、様々な知識が身に付けられる良いチャンスです。生徒のみなさんには、テスト対策を通して学習の幅を広げてほしいと思います。