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啓新セミナー

[2012年6月22日]

成績が伸びる『性格』

昨日で前期中間テストが終了し、クラスによってはすでに答案返却が始まっているようですね。

セミナーでも約1ヶ月続いたテスト対策が20日に終了し、テスト終了当日の昨日からもう!!次のテストに向けて通常授業スタートです(^_^)v

テストが返却されるこの1週間は一番の伸び時!返却された答案に対してどう向き合うか?で今後、ステップアップできるかが決まります。

成績が伸びる子には共通する「性格」があります。それは、『素直さ』です。これは多分、勉強だけでなくスポーツやそのほかの習い事でも同じなのでしょうが、どんな結果でも自分が取り組んできたことに対して、その結果を素直に受け止められる子は伸びるんだと思います。反対に結果に対して何かと言い訳したりごまかそうとする子は伸びないと思います。

私は生徒に、「自分のテストの点数を忘れる子はダメだ」とよく言います。

【点数を忘れる=結果を大切に思っていない→きちんと受け止めていない】
ということです。良くても悪くてもそれは全て自分が取り組んできた行動が招いた結果です。そのことをきちんと受け止めるということは、その結果を心に刻むということです。結果が心に刻まれるから、うまくいったことに対しては「次もこうしよう!」、うまくいかなかったことに対しては「次はこうしよう!」というように考えることができ、今後に対する行動計画をたてることができます。そして、今回の結果を次回のスタートラインへと変えていけるから伸びていけるんです。

点数を忘れるということはその結果を自分の記憶から消去してしまうということです。ですから今回の結果をスタートラインに変えることが出来ず、ゼロからのスタートとなり更に行動計画を変更することもできないため同じことを繰り返すだけとなってしまいます。

小中学生の勉強は気持ちひとつで結果が変わります。現実の結果を素直に受け止められるかどうかで学習成果がステップアップする子、踏み台昇降のように足踏みする子に分かれます。極端な言い方をすると、素直に受け止められる性格になることが学習成果を生むということです。

これから返却される答案用紙。生徒のみなさんは結果を素直な心で受け止めましょうね。そして保護者の方はお子さんが素直に受け止められるようにフォローしてあげてください。大切なのはその結果を今後にどう活かすか?です。

次回は夏休み明けということで範囲はそんなに広くはなりませんが、長期休暇がはさまれることによってテストモードへの切り替えが大変!!だからこそ、早くからテストを見据えた学習をすることが大切です。次のテストの話をすると生徒はかな〜り嫌そうな顔をするのですが、現実は厳しいもの。ビシバシと切り替えて次に向かっていきましょう(^O^)/