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啓新セミナー

[2012年8月27日]

夏期講習26日目

今日から学校が始まり、中1・2年生は部活も始まったため心なしかグッタリお疲れモード。長期休暇明けの登校は体にこたえるようです。それでも全員休まずに来てくれました。頑張ってきてくれて、みなさんありがとう(^O^)/

学校も始まったということで塾の方でもテスト対策がラストスパートを迎えます。夏期講習中に学校ワークを課題として出してはいましたが、まだまだ身に付いていない様子。残りの2週間で仕上げていきたいと思います。

今回のテストでは中学2年生が大変!!です。

英語は未来形・従属接続詞・助動詞が範囲となっているので、とにかく覚えるべきことがてんこ盛り状態。しかも難度が高い文法事項も含まれているため理解するのにも時間がかかります。さらに本文の題材が“環境問題”となっているので単語も難しい!!悲鳴をあげたくなりますが、一つ一つを丁寧に抑えていくしかないんですよね〜。『学問に王道なし』とはよく言ったものです。

そして、数学は連立方程式。子どもたちを見ていると結局つまずいているのは連立方程式の計算ではなく、問題文の“日本語”です。書いてある文章の意味が分からない、イメージできなくて式をたてる事すらできないでとまっています。一人一人に図や表をきちんと書くように指導していますが、2〜3行の文章から図表を書くのは子どもたちにとってはハードルが高いようですね。

子どもたちを見ていて思うのは英語でも数学でも同じなのですが、一つ一つの言葉を丁寧に処理していないなということです。文でも文章でもいくつかの言葉がまとまって一つのまとまりを形成していますが、その一つ一つの言葉の意味をきちんと確認、理解していなければそれらが集まった大きなまとまりを理解することなんて到底無理な話です。

一つの問題をきちんと解くためには『センス』ではなく『丁寧さ』の方が重要だということです。

子どもたちにとってそんな地道な作業は一番嫌がることですが、“今”の地道さは未来の一歩に繋がっていくのですから一つ一つを丁寧にできるように一緒に取り組んでいきたいと思います。