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啓新セミナー

[2012年9月17日]

腕の見せ所

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

今日も朝から駐車場の掃除をしていたら、いつものような通勤渋滞がない! なぜ?と思ってよく考えたら、今日は『敬老の日』で祝日でしたね。
そういえば子どもたちが「3連休!」と騒いでいたような・・・
塾の講師をしていると、祝日(時期によっては日曜日も)は通常通り授業を行っていますので、祝日を意識することがありません。
でもこれってよくないですね。「今の子どもたちは語彙力や経験が足りない」なんて普段偉そうなことを言っている我々が、こういう大切な行事を意識しないなんて。いけませんね。


中学生の前期期末テストの結果が続々と返却されています。
毎回答案用紙を集めて結果を分析しているのですが、思い通りの点数を取った子は、催促されずにすぐに持ってきます。思い通りの結果が出なくて、次回リベンジしたいと思っている子も、次回のアドバイスがほしいのですぐに持ってきます。
厄介なのは、点数が悪いのにリベンジしたいと思わない子。こういう子はもっと勉強させられるのが嫌なので、必死に隠そうとして、しまいには「テストがどっかにいってしまいました」と言います。

やはり現実をしっかり受け止めなければいけません。
テストを隠されてしまうと、次の対策ができないのです。
終わったしまったことはしょうがない。この次どうすればいいのか一緒に考えればいいのです。


前期期末テストが終わって早くも次回の『後期中間テスト』に向けた勉強が始まっています。
英語は今回のテストでヤマ場を越えたので、ほんのちょっと楽になりますが、数学はヤマ場を迎えます。
特に中1・中2!
中1は『1次方程式』、中2は『1次関数』が次回のテスト範囲になる予定です。
先週の授業を見ていますと、1年生は『等式の性質』を利用して方程式を解くことは全員すらすらできていましたので、今週は無理なく『移項して方程式を解く』ことができると思います。
しかし、2年生はたいへん! 最初から「わからん!」の連発。
そもそも『関数』というものが分かっていないようです。
じっくり時間をかけて根気よく何度も繰り返すしかないですね。
この『1次関数』できちんと結果を出せるかどうかが塾講師の腕の見せ所だと思いますので、しっかり指導していきたいと思います。