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啓新セミナー

[2012年9月29日]

うれしい再会(*^_^*)

先週のことになるのですが、とても嬉しいことがありました。

以前教えた生徒が会いに来てくれたのです(*^。^*)!もうすっかり大人っぽくというより大人になって、自分の夢に向かって頑張っていました。

この仕事をしていて、担当している生徒が成長している姿を見ることや成績が向上する、志望校に合格する姿を見ることは非常に嬉しいのですが、それだけでなく、卒塾した生徒が会いに来てくれたり連絡をくれることも本当に嬉しいことです。まだ幼かった彼らがいっぱしの大人になった姿を見させてもらえるからです。

以前勤めていた塾では、同じ教室で何年も担当していたので、春先や夏休みなどの大学が休みの時期になると卒塾生たちがよく遊びに来てくれたのですが、上越から100キロ以上離れた新潟にまで会いに来てくれた子は初めてだったのでさらに喜びも大きかったです。


上越での約10年の講師生活の中で、彼女と彼女が在籍したクラスの事は最も記憶に残っています。それはそのクラスが新しくトップ校を目指すために立ち上げた特別クラスだったからです。しかし、それだけでなく小学生からずっと担当させてもらって彼女が成長していく姿を見させてもらえたからでしょうね。今でも彼女の字のクセを覚えているぐらいです(^_^;)。

今、彼女は教員を目指して頑張っているようで、近況を話してくれる彼女の姿がきらきらしていたのが印象的でした。二人でケーキを食べながらお茶したのですが、こんな風に話ができるようになったんだなぁ〜と彼女の姿を見ながらしみじみ〜と感動してました。昔教えた子どもたちと、対子どもではなく、対大人として接することができるようになったのを実感できるのって本当に良いですね。


また、会いに来てくれただけでも嬉しいのに、更に彼女はこんな嬉しいことまでも言ってくれました。

「塾のあのクラスが本当に良かった。」と。

”塾”は学習のための雰囲気・環境を提供する場―当時そのクラスの担当としてペアを組んだ塾長がよく仰っていた言葉です。塾長に引っ張っていただいてのクラス運営でしたが、その雰囲気作りの一端は担えたのかな〜と嬉しくなりました。

彼女は当時の塾の授業のノートをとってあるそうです。いつか自分が教員になった時に参考にしたいと言っていました。そんな風にあの頃の授業を大切に思ってもらえることに胸が熱くなりました。教育環境は日々変化しているので彼女が教員になる数年後にそのノートが本当に参考になるかはわかりませんが、何かしら役にたててもらえたら幸いです。

日々、反抗期盛りの子どもたちに手を焼くことの方が多くありますが、この「今」が何年か後の彼らに少しでも役に立ててもらえたら・・・そんな想いを胸にこれからも授業にのぞみたいと思いました。生徒さんとの出会いは“ご縁”です。素敵なご縁をたくさん頂いて私たちは初めて「塾講師」として存在できます。これからも一つ一つのご縁を大切にして頑張りたいです。


そして最後に、彼女には塾生時代には日々の成長を見させてもらって嬉しい思いをもらい、それだけでも十分なことなのに、卒塾して何年も経つ今になって再び嬉しい思いをもらって本当に感謝しています。心からありがとう。また、会いましょうね(*^。^*)