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啓新セミナー

[2012年10月8日]

『接し方』を変える

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

昨日のオルフェーヴルは興奮しましたね。
最後の直線で力強い足取りで先頭に立った時は『勝った!』と思わず声が出ました!
結果はゴール前で交わされて残念な2着でしたが、素晴らしい走りだった思います。
父のステイゴールドよりも母の父のメジロマックイーンを思い出させてくれるダイナミックな走りでした。
感動をありがとう!


中学校の前期期末テストの結果が揃いました。
苦戦した子がほとんどの中、前回の前期中間テストよりも5教科合計で70点以上UPし、過去最高点を取った子がいました。
何が良かったのだろう?
勉強方法も勉強量もそれほど変わった感じはなかったのですが成績がグッと上がったのです。
なんでだろう?
強いて言えば、勉強に対する『姿勢』が変わったように思えます。

もともとだらしない子で、あいさつもできない、忘れ物もする、宿題も忘れることもあり、常にボーとしているような子でした。
それが、気が付けば忘れ物をしなくなり、宿題も毎回提出するようになったのです。(ボーとするのは治らないのですが・・・)

何でよくなったのだろうか?
その子が変わったというよりも我々のその子に対する『接し方』が変わったからではないかと思います。
以前は何かにつけダラダラしていたので、常にイライラしていました。
毎回毎回怒りまくっていました。
でも、怒ったところで何か変わるわけでもなく、お互いつまらない日々を送っていたと思います。
それがある日、「怒ってもしょうがない。だから、この子の授業を楽しもう。」と考えたのです。
態度を180°変えた訳ではなく、今まで通り忘れ物や宿題忘れに対しては厳しく怒っていましたが、それでも「楽しもう」という思いで接していました。
すぐにではないのですが、気が付くと本当にその子との授業が楽しくなり、忘れ物や宿題忘れがなくなっていったのです。
そして今回の得点UP!
すごくうれしかったです!!

「人を変えたければまずは自分が変わること」とはよく言ったものです。
相手をなんとかやり込めようとは思わず、自分の考え方・接し方を変えることが大事なのですね。
北風ばかりではダメ。時には太陽も必要ですね。
今回すごく勉強になりました。

まだまだ手のかかる子がいます。
一人ひとりの性格をしっかり見極めて接していこうと思います。