[2012年12月21日]
あと10日で2012年も終わりですね。セミナーは今日で年内の通常授業が終了し、明日からはいよいよ冬期講習となります。そして、今日のブログが年内最後のブログとなります。
皆さんにとって今年はどんな年でしたか?私にとって2012年は「初めてづくし」の年でした。
仕事では塾を開業して初めてとなる受験と中3生の卒塾、初めての新年度スタート。プライベートで初めての出産&育児。色々なことを経験できるとても印象深い年でした。
やはり塾講師をしていると受験を経て塾生を送り出すことはとても感慨深いものです。受験は中学3年間のゴール地点ではなく、新しい3年間の入場門だと思います。その門の先には子どもたち一人ひとりが思い描く高校生活が広がっています。どの門をくぐっても高校生活は待っていますが、出来るだけその子が望む生活が送れる門を突破させてあげることが塾講師の仕事です。ですので全員が志望校に合格できてとても嬉しかったです。
今年度も受験まで残り3か月弱。この冬期講習から入試までが本当のラストスパートです。今年も塾生全員が望む門を突破できるようにさらにパワーアップしたうたことなって明日から頑張りたいと思います。
年の終わりに最近思うこと。
何のために勉強するのか?
―これには様々な考え方があり、一人ひとり違う答えがあるかと思います。しかし、この答えを小中学生の間に見つかることができる子どもはほんの一握りではないでしょうか。多くの学生が受験があるから、テストがあるから仕方なく勉強しているだけでしょう。私はそれで良いと思っています。彼らが大人になって、あの時の勉強することの意味はこういうことだったんだ!といつか気づけば良いのではないでしょうか?そしてそれは、勉強して良かったという気づきだけでなく、勉強サボって失敗したなという気づきもあると思います。どちらの気づきでも、とにかく気づきを得られれば良いのだと思います。
勉強する側の子どもたちはそれで良いとは思いますが、保護者の方はいかがでしょうか?
何のために勉強させたいのですか?どのような目的をもっていらっしゃいますか?
教材を買う・塾を利用するなど学校以外のプラスαの学習活動をするならば保護者の方にもその勉強をさせる目的・理由が必要だと思います。ただ教材を与えたり塾に行かせたりするだけではなくてです。当然のことながら、学力UPが第1の目的だと思います。ではその学力UPは何のために必要なのか?学力をUPさせて何がしたいのか?ということを保護者がしっかり考える必要があるということです。
年末年始、何かと忙しい日々かとは思いますが、親子で将来のビジョンを考える良い期間になるのではないでしょうか?
1年間ブログをお読みいただきましてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。
皆様がさらにステップアップされる2013年となりますように(*^。^*)