[2013年1月18日]
寒い日々が続きますね。20日は大寒。大寒から立春までは最も寒さが厳しい時季だとか。これ以上寒くなってもらっては困る!!そんなことを思いながら日々過ごしています。
いよいよ来月は学年末テスト、そして再来月は公立高校入試!!試験までの限られた時間の中で一人ひとりが目指すところまで力をつけられるように、今まで以上にパワーアップしてがっつりと指導していきたいと思います。
昨日の夕方のニュースで県内のスキー場の取り組みに関する話題がありました。その内容というのは、最近ではスキー人口が減ってきているためスキー場では集客のためファミリー客を誘致する動きが盛んだそうです。子どもリフト券が無料だったり、子どもが喜びそうな雰囲気にお部屋を改装したりなどしているということです。今ではリフト待ちもほとんどないとか。学生の頃、毎週のようにスキー場に行っていましたが、人気のあるスキー場だと土日はリフトやゴンドラが30分待ちなんて当たり前だったのに・・・と今との違いに驚きました。
また、ファミリー客だけでなく外国人客も呼び込む動きもあるようです。妙高には毎シーズンかなり多くの外国人客が来ているそうです。ネットで妙高の雪質がとても良いという情報も出ているようで、近くの中国や台湾からだけでなく、オーストラリアからのお客さんも多いそうです。妙高のスキー場は私も何度か行きましたが、確かに雪質はとても良いなぁ〜と思った覚えがあります。またインタビューで、あるレストランの店主の方は、日によってはお客さんが全部外国人のときもあるとおっしゃっていました。妙高の外国人観光客が増えてきている事は以前にも聞いたことがありましたが、『店内すべて外国人』というほど多いとは思いませんでした。お店のメニューは英語版も用意されていらっしゃいました。今や国際化の波は日本の至る所で見られるんですね。時代の流れを感じました。
英語を指導しているとよく、
「俺は一生、日本から出ないから英語なんて必要ない!だから英語の勉強なんて一生懸命やらなくていい!!」
と言い張る生徒がいます。英語が苦手だと感じるとそう思いたくなるのでしょうね。そういう生徒には授業の合間に、日本の中に居ても英語が必要だということを話してきたのですが、国際化の波なんて都会だけの話で自分には関係ないと思っているんですね。でも実際に県内でもこのような現象が起きていることに子どもたちにも気づいてもらいたいと思います。国内に居ても英語が必要な時代に生きているということを意識してもらいたいです。
しかし、だからといって英語の勉強だけ力を入れたり、小さいうちから必死になって英会話の勉強をすることが大切という訳ではないと思います。
母国語である日本語の基本的な言葉の力が無ければ英会話だけ学んでも伝える中身がない状態になってしまいます。様々な教科の内容をしっかりと学ぶことによってコミュニケーション力を高めていくことができます。中身のある会話ができ、なおかつ外国の方ともコミュニケーションがとれるようになるために今の学習が大切であることを感じながら学生生活を送ってもらいたいと思います。