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啓新セミナー

[2013年2月15日]

伸び続ける行動とは?

1月から行ってきたテスト対策が終了しました。あとは結果を待つのみ!!この期間は毎日ドキドキします。子どもたちと一緒に精一杯取り組んではきましたが、それでも完璧とは言い切れません。こんなこともできたのでは・・・とか、もう一度ここをやっておけばよかったのでは・・・と後になって思うことが出てきます。テスト当日頑張るのは子どもたちなので、どうしようもできないのですが、少しでも良い結果が出ることを祈る日々です。一人ひとりのテスト前の頑張り度は違うので同じように全員の全教科が良い結果になる訳ではありませんが、毎回掲示している『成績UP』の表彰を1人でも多く出来るといいな〜(*^。^*)と思います。

一足早くテストが終わった小針中は既に5教科すべての答案が返却されました。対策授業で追加して取り組んだ英数の結果がバッチリUPでした!!嬉しそうな生徒を見るとよく頑張ったな〜と本当に嬉しく感じます。上山中ではテストが昨日終了したばかりなのですが、子どもたちの感触は「手応えあり!」とのこと。楽しみに返却を待ちたいと思います。

今日の授業は上山中生にとってはテスト後、初となる授業だったせいか、全体的に少し緩んだような感じがただよっていました。今回はどの教科もとにかく範囲が広かったので、テスト勉強が大変だったのでしょう。ホッとというよりぐったりという状態でしたね。しかし!!このテスト終了直後の行動がとても大切です!!ここで一気に緩んでしまうと、また勉強モードに戻すのが大変になるからです。

『鉄は熱いうちに打て』の言葉通り、今回のテスト勉強はどうだったか?をしっかり振り返り、少しでも良いので次に向けて勉強し始めなければいけません。ついついお家の方も「今日ぐらいゆっくり休んでも・・・」と思われたり、もしくは言ってしまわれたりしていませんか?

―まずいです。

勉強はスポーツと同じです。サボるとその次にやり始めたときに筋肉痛に悩まされますよね。それと同じで勉強でも筋肉痛と同じ状態、考えたり漢字・単語練習したりするのがその前よりも苦痛になってしまいます。だから、1日また1日とダラダラする日が続くようになってしまいます。嫌なことはそれを開始するのを後にすればするほど、苦痛を伴うようになります。

嫌なことから逃げないようにするには、逃げてよい日をつくらないことです。休ませてあげたいという気持ちは分かりますが、子どもたちにとって1回の定期テストが勉強の全てではありません。ぐっとこらえて心を鬼に!!


というわけで、私たちは今日の授業ではこんな言葉を子どもたちにかけました。

「次の前期中間では、ここからが範囲なんだよ。ぐたぐたしないでやりなさい」と。

テストが終わったばかりの子に鞭打つかのような言葉です。しかし、次のテストに向かっていく気持ちを持ってほしいと思うからです。常に前を向いて進み続けられるように次のステージの一歩を踏ませるのです。そうして多少無理矢理でも前を向かせるようにしています。テスト終了直後はこのようにする絶好のタイミングです。子どもたちからは「ウザいなぁ〜」という視線を向けられますが・・・(^_^;) 

定期テストをゴールと定めた学習ではテスト直前だけガッチリ勉強して、テストが終わればだら〜っとするというのを繰り返すようになってしまいます。今回は良くて、その次は下がり、そしてまたその次は上がるというように成績の上下を繰り返す結果となります。それでは3歩進んで2歩下がるということです。そのような行動パターンを断ち切って、新年度に向けステップアップし続けられるように変わることができるのは今です。

週末、ご家庭で今後の目標を確認し、始めの一歩を歩み出せるように過ごして頂きたいと思います。