[2013年4月15日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先週は、この春卒塾した新高校1年生が雨の中、わざわざ遊びに来てくれました。
授業と授業の間だったのでゆっくり話すことはできなかったのですが、とても楽しかったです。
高校生活は中学校と比べものにならないようですね。
「高校の先生は、黒板を書くのも速いが、消すのも速い・・・」と高校の授業の厳しさを早くも感じているようです。
高校生活が始まってたった1週間しかたっていないのに、「中学校に戻りたい」などと弱音を吐いていました。
慣れない環境、慣れない先生、慣れない同級生で戸惑うのも無理もないですね。
でも人間、どんなにがんばっても過去に戻ることはできません。
前を向いて一歩一歩進んでいくしかないのです。
前を向いて進んでいけば、中学校のときよりも楽しいことがたくさんあるはずです!
もしまた何か不安に思うことがあったら訪ねてきてください。
いつでも歓迎です!!
中学3年生の理社の入試対策の授業が始まって2週間が経ちました。
まだまだ『入試対策』と呼べるレベルではないですね。
問題集にある要点や教科書、整理と対策などを見ながら勉強するのはいいのですが、単にことばを写して終わっているだけの子がほとんどです。
先日も、「日本列島のまわりには、太平洋、日本海、オホーツク海、( )という4つの海がある。」という問題が分からなくて、解答を見て『東シナ海』と赤ペンで書いて終わっていた子がいました。
これでは何問解いても力にはならないでしょう。
解答を見るのはOK。
解答を見たら地図帳で位置を確認。
位置を確認したらノートに簡単な地図を書く。
ここまでして初めて『勉強』したことになるのです。
この2週間は一人ひとりにこのような指導していましたので、ほとんど進まなかったのですが、早い時期にこのような勉強ができるようになると後が楽になります。
今の子は教えられることに慣れすぎていて、こちらが必死に説明していても、ただ聞いているだけで何もメモしようとしません。
本当の『勉強』というのは、耳はもちろん、体全部を使って、いかに忘れないようにするかを考えることではないでしょうか。
このような勉強が全員できるようになるにはまだまだ時間がかかりますが、しっかりやっていきたいと思いますし、これが我々の使命であると思っています。