[2013年5月10日]
5月の「今月の一言」です。
社会の教科書でもおなじみの松平 定信の言葉です。
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とても素敵な言葉じゃないですか?物事に対してどう思うかは自分次第なんだなと思いました。自分自身が目の前のことに対して『楽しい』と思えばたとえそれが困難なことであっても楽しくなるということですよね。子どもたちに対してだけでなく自分自身もいつもこの言葉を思いながら過ごしたいと思いました。
楽しいと思えることは長く続けることができるし、長く続けることが出来ればそのことをする能力も身に付いてきます。楽しくなければその逆ですぐに嫌になって続けられなくなります。どんなことでも続けることができなければ上達することは出来ません。また、「楽しい」と思うことによってそのことをやるために過ごした時間を有意義に感じることもできます。つまり「楽しい」と思うことによってそのことをやる能力を身に付けることができるだけでなく充実した時間を過ごすこともできるということです。「楽しい」と思うことは大切ですね。
私は子どもたちに、「どうせやらなければいけないのが勉強なんだから出来るだけ楽しんだ方が良いよね」とよく言います。仕事でも勉強でもイヤダイヤダと思いながらやっていたら辛い時間を過ごすだけです。始めは難しいかもしれませんが、「楽しい」と思う努力をしていれば本当に楽しくなる時が来ると思います。学生ならば勉強で、社会人ならば仕事で一日の大半を過ごすのです。その時間を楽しい時間として過ごせたら素敵ですよね。嫌な教科や嫌な事を嫌のまま過ごしていくのか「楽しさ」に変えることができるかは自分の思い方次第です。自分の好きなことと同じくらい「楽しい」とは思えなくても「ちょっと楽しいかも・・・」と思えるようになるだけでも違うのではないでしょうか。
1日24時間、これは誰でも同じですがこの時間をどう思って過ごすかは一人ひとり違います。出来れば子どもたちには少しでも「楽しい」と思う時間を過ごしてほしいと思います。