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啓新セミナー

[2013年7月8日]

小学生の夏の算数は・・・

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

夏期講習前の個別面談が続いています。
お忙しい中、ほんとうにありがとうございます。
面談の中で、『英語が得意になった!』という中3生が何人かいて正直びっくりしました。
英語は積み重ねの教科で、一度つまずいてしまうと挽回するのがすごく困難です。
ですから中3のこの時期に『得意になる』ことはすごく稀です。
日々の努力の結果ですね。
指導している我々もすごくうれしいです!
当塾の英語の学習システムは妻が苦労に苦労を重ねて作り上げたもので、「これで絶対(成績が)上がる!」と思ってはいましたが、やっぱり結果が出るまでは正直不安でした。
今はこうして結果が出ることがわかり、システムを作っている我々にも自信になりました!
もっともっと研究を重ねて、もっともっといいものを作っていこうと思います。


先週に続いて小学生の算数の話ですが、小学生は学習単元に対する意識が強すぎるのが最近気になっています。
たとえば、『分数のわり算』を勉強していると、「この問題はどうやって解けばいいの?」と聞くと、「○÷□」と答え、「違う」と言うと、「じゃあ、□÷○」と答えてしまいます。
また一方で、わり算を使わないで解いてしまうと「わり算を使わなくていいのですか?」と聞いてくる子もいるのです。
前者は何も考えていない(理解していない)のでもう一度きちんとやり直さなければいけませんし、後者は単元テストでは通用するが、実力テストのような広範囲のテストでは通用しなくなってしまうと思います。

算数には答えは1つしかありません。
でも解き方は何通りもあり、それを考えるのが算数の醍醐味なのではないでしょうか?
同じ問題でも、たし算で解けたり、かけ算で解けたり、場合によっては図を描いたら答えが浮かび上がる場合もあると思うのです。(同じ問題を2回解いたら、1回目と2回目で解き方が違うこともあります)

そんなこともあり、今年の夏期講習の算数は『文章題』を徹底的にすることにしました!
学年も単元もバラバラ。何算を使ってもOK。とにかく答えが出れば○!(ただし解き方・考え方が先生にわかるようにすること)

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まあー見た瞬間、みんな「げっ」と言うな。
子どもたちが苦しんでいる姿を見るのが好きな?私にとっては今からすごく楽しみです!
たいへんだとは思いますが、しっかりやれば必ず力になります。
充実した夏休みを過ごせるように一緒にがんばりましょう!!