[2013年9月27日]
急に寒くなって大慌てで長袖を出してきました(^_^;)子どもたちの中にも鼻をグズグズしている子もいます。昼夜の寒暖差が激しいので体調管理に気を付けてお過ごしくださいね。
期末テストの結果がほぼ出そろいました。夏からの対策の結果か、ほとんどの生徒が成績を伸ばす結果となりました。中にはトータルで50点以上伸ばした子や100点を複数教科で取ってきた子もいます。現在、テストの振り返りを一人ひとり行っていますが、結果が出揃い次第、教室に、いつもの『成績UP掲示』をしたいと思います。今回は全員分の『得点UP』が貼りきれるかがちょっと心配・・・嬉しい悩みです(*^。^*) 思うように得点できた教科できなかった教科、一つ一つの答案に対してしっかり向き合うことを通して1か月半後に控えた後期中間に備えさせたいと思います!
子どもたちの学習活動を見ていて、勉強ができる子もできない子も小学1年生から中学3年生までの9年間でトータルの学習時間にはそんなに大きな差がないのでは?と思います。
トップ校に合格するような高い学力を持つ子と日々の学習活動で苦労するような学力の低い子では9年間でする学習時間に、多くの保護者の方や子どもたちが思っているほど差がないように感じます。現在塾生の中には学年の中でトップ争いをする子も数名いますが、その子たちは一日中学習をしているわけではありません。どちらかというとそこまで長い時間をかけて家庭学習をしていないようです。では、学力の違いを生じさせているのは何でしょうか?
大きな違いは、学力の高い子は『一つ一つの学習活動を大切にしている』ということです。学校や塾での授業の受け方、宿題のやり方、一つ一つを『きちんと丁寧に』しているのです。
学校や塾での授業を『きちんと』聞き、出された宿題を『丁寧に』するので学習内容の定着度が高い。
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定着度が高いためにテスト前で復習する時間も短くて済む。
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長い時間をかけて学習しなくても良い分、自分なりの時間を有効に使うことができる。そのため、学習に対して前向きに取り組むことが出来る。
となってきます。しかし、一つ一つのことを『きちんと丁寧に』が出来ない子は、
1回ごとの授業を大切にしていないため、「きちんと」聞かない。理解も中途半端で良しとしている。
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そのため、出された宿題が『丁寧に』最後まですることができない。
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一つ一つの学習をするのに多くの時間を費やさなければいけなくなり『時間がない』とすぐに言うようになり、学習から逃げるようになる。
という悪循環です。<来週につづく・・・>
※少し長くなりましたので、来週に続きを書かせていただきます。