[2013年11月4日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
最近、風邪をひいて欠席する子や授業中咳をする子が目立っています。
うがい、手洗い、咳が出るときはマスクをする等の予防をすることはもちろんのことですが、塾でも、子どもたちが集中して勉強をすることができるようにと思い、今年は『空気清浄加湿器』を購入しました。
エアコンを使うと空気が乾燥してしまうのが毎年気になっていましたので、これで解決できるかと思います。
使い始めてから何日か経ちましたが、空気がいつもきれいなような気がいます。(気のせいかもしれませんが・・・)
少しでも子どもたちが勉強しやすい『環境』をつくることが我々の責任。
きれいな空気でしっかり勉強してほしいと思います。
先日小学生のお母様から「うちの子できないのですが・・・」というお問い合わせをいただきました。
これからお会いして体験授業を受けていただくので、何がどうできないのか今の段階ではわからないのですが、昨年も同じように「うちの子できないのですが・・・」と言って入塾した子がいたことをふと思い出しました。
その子は入塾当初は「算数がぜんぜんダメ・・・」と言っていたのに、今では「算数が一番得意!」と言っています。
その子に、なんで得意になったのかと聞いたところ、「クラスで5人しかできなかった問題が解けたから!」と言っていました。
「えっ、そんなことで?」と思われるかもしれませんが、人間はこんな些細なことをきっかけに大きく変わるものです。
この子も、こんなことがあって以来、すぐ「わかりません」と言っていのが、「もうちょっと自分で考えてみる!」と言うようになったのです。
色々な教材や優秀な先生がいても所詮勉強というのは自分で考えて、調べて、納得して答えを出さなければ身に付かないもの。
教材や塾はその『きっかけ』でしかありません。
ですからその子のように感覚的でも『得意』と思えることはすごく大事なのです。
我々の本来の仕事というのは、教科内容を教えることよりも『環境』と『きっかけ』をつくってあげることなのでしょう。
先週から中学生の『後期中間テスト対策講座』が始まりました。
前回のテストで大幅に得点UPしたり、順位をあげたりした子はそれが『きっかけ』になったようでさらに上を目指してがんばっています!
でもまだ『きっかけ』をつくってあげられない子もいますので、この対策講座で『きっかけ』がつかめるようにしっかり指導したいと思います。