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啓新セミナー

[2014年1月13日]

書き抜き

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先週末からすごく寒いですね。
私は暑さも耐えられませんが、寒さも耐えられません。
(でも雪が積もらないだけましか・・・)
早く春が来てほしいと、つくづく思います。
今日は朝から静かだなと思ったら、祝日でしたね。
世間では3連休の最終日だそうですが、私は普段の月曜日と変わらず朝早くから仕事をしています。
塾の講師にとって、祝日は関係ないですからね。

冬休みの宿題として、小学生に『読書』をして簡単な感想を書くという課題を出しました。
みんなたくさん読んでいました!
私も読みたくなるようなすごく個性的な本もあって、おもしろかったです。
また、通常の国語の読解問題もきちんとやってありました。
みんな『書き抜き』が上手になっています。
『書き抜き』と聞くと、「写すだけだから簡単だろ?」と思われるかもしれませんが、内容を理解して、正確に『書き写す』ことはけっこうむずかしいことです。
何も練習しなければ、思い込みで書いたり、漢字をひらがなで書いたり、句読点を書かなかったり、・・・
普段から『視写』をきっちりやっていないと、なかなか完璧に書けないのです。
中学生の中には、例えば英語の『並べかえ問題』で、単語のスペルを間違えたり、並べる単語の数が増えたり減ったり、・・・という間違いをする子がたくさんいます。
それこそ『並べかえる』だけなのに・・・
これは重大で見過ごせない間違いなのですが、けっこう『うっかりミス』で終わってしまう方がほとんど。これは『ミス』ではなく『能力』の問題です。
『視写』や『音読』はけっこう軽く見る方が多いのですが、学習の基本です。小学校の低学年のうちにしっかり身に付けさせなければいけない能力かと思います。
難しい問題を解くことも大切ですが、小学生のうちは基本をしっかり身に付けさせることが大事。
しっかり指導していかなければいけませんね。