[2014年1月17日]
ぐぐ〜っと寒くなりましたね。今日は朝から雪降りですね。長い間上越に住んでいたので、新潟の雪が少なさはありがたく感じますが、少し物足りなさも感じます。
明日は大学入試センター試験。以前の教え子達も受験します。今までの頑張りが出し切れることを願っています。頑張ってください。
高校入試も来週には私立の専願・併願入試となります。月末には各中学校では公立高校の志願校を決める3者面談となります。塾の授業も入試対策問題集に取り組み、「いよいよ」という感じです。塾生たちもだんだんピリピリモード。授業の休み時間も手を休めることなく問題集に取り組む子、授業後にも質問していく子と本気モードになってきたことを感じます。最後の最後までどれだけ必死に走り切れるかが「合格」に繋がります。
高校入試の結果が人生の全てではありませんが、子どもたちにとっては初めての分岐点です。自分の望む方向に進んで行けるように、最高の努力で自分の進みたい道を勝ち取って欲しいと思います。
最後の追い込み期間、大切にしてもらいたいのは生活・学習のリズムです。
起床時間・就寝時間・食事の時間・学習の開始時間、一つ一つの行動のリズムをしっかり作り、それを毎日実践してもらいたいと思います。受験期の後半はとかく焦りがちです。精神状態も不安定になることが多くあります。そういうときだからこそ、一つ一つの行動のリズムが大切です。急に焦りを感じていつもより遅くまで学習してしまうと体調を崩すことに繋がります。また、1日や2日だけ急激に学習したからといって効果が高くなるわけではありません。一流のスポーツ選手も「ここぞ!」という試合こそ、平常心が大切だと言います。舞い上がってしまうような精神状態では持っている実力を出し切ることが出来ないからでしょうね。
入試では持っている力以上をだすことは困難です。だからこそ、それまでにしっかりと力を蓄積し、できるだけ100%に近い力が出せることが結果に結びつきます。直前だからこそ落ち着いて学習し、万全の体調で過ごしていくことです。
また、学習の合間の休憩時間の過ごし方も大切です。「ストレスがたまるから」なんていう理由でゲームをしたり、テレビを見たりする子がいます。保護者の方も「休憩時間ぐらいなら」と大目に見てしまうことも多くあるようですが、このような休憩時間の過ごし方はよくありません。休憩時間はリフレッシュして次の学習時間に備えるための時間です。つまり、良い休憩時間を過ごすことが出来れば、次の学習時間がより効果の高い時間となります。そんな大切な時間にゲームやテレビなどで脳を疲れさせてしまっては意味がありません。
寒いこの時期は部屋を閉め切っていることが多いでしょう。少し寒いかもしれませんが、窓を開け、新鮮な空気を入れたり、少し歩いて体をほぐすと良いです。
泣いても笑っても約50日。ちょっとぐらい窮屈な時間を過ごすぐらい何てことはありません。「ストレスがたまる」なんて甘えたことを言っている時ではありません。これから大人になっていけばストレスがたまらないことなんてありません。ストレスに立ち向かっていける強い心と体を手に入れることが大切です。今苦しいのは今まで自分に甘く過ごしてきたことの「ツケ」です。そのことを自覚して、最後まで走り切ってください。そして、日々支えてくれる家族に感謝の気持ちを忘れずに学習してもらいたいと思います。最後まで頑張りましょう!!