パソコン版を見る

啓新セミナー

[2014年2月10日]

感じる

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先週の月曜日(2/3)は節分でしたので、我が家でも『豆まき』をしました。
かなりひ弱な鬼でしたが、息子はうれしそう?に豆をなげていました。
昨年はおっかなびっくり豆をなめるだけだったのが、今年は何の迷いもなく『がぶっ』と噛んでいました。
息子の成長?を感じながら、家族の健康を祈りました。

大掛かりなことはできませんが、それでも子どもと一緒に『豆まき』のような年中行事をすることは大切なことだと思っています。
なんでもかんでも勉強に結びつけるのは良くないのかもしれませんが、子どもたちの語彙力のなさは、このような経験や体験のなさからきているのではないかと思います。
まあ、何よりも、私自身が季節の変わり目を感じられていいというのが本音ですが・・・

『感じる』ということは人それぞれ微妙に違いますし、言葉や文字に表しにくいので教えることは難しいですよね。
はやり自分でいろいろな経験を積むしかないと思います。

img1
中1の今回の期末テストの数学の範囲が、『平面図形』と『空間図形』なのですが、小学生の頃、『パズル』や『積み木』をやっていた子は、図形が強いように感じられます。
『方程式』がテスト範囲だったときは、テストまでにテスト範囲が終わらずに、まったく復習ができなかった子がいたのですが、今回は全員、もうすでにテスト範囲の学習が終わって復習に入っています。
その子たちに「なんで図形の問題はすぐわかるの?」と聞くと、「なんとなく」という答えしか返ってこないのですが、ほんとうに「なんとなく」わかってしまうのでしょう。
「ねじれの位置が見える」「この面の裏側の面が見える」「展開図を組み立てたら、この辺とあの辺が重なる」・・・こういうことは教えられてできるようになるのではなく、過去の経験から『感じて』できるようになるのだと思うのです。
机の上の勉強だけでは『感じる力』を養うことはできません。やはりご家庭でいろいろな経験や体験をさせてあげることではないでしょうか。

img2

img3

明日は祝日。朝10時から『テスト対策』です。
最近、無理をせずに楽な方、楽な方へと進みがちな自分に『喝』を入れるために、明日は『10時間授業』に挑戦です!
寒い中、わざわざ来てくれる子どもたちのためにも気合いを入れてがんばっていきます!!