[2014年2月14日]
先週に引き続き今週も首都圏は雪がすごいですね。新潟も先週末は結構な量が降り、まだまだ寒さが続くようです。2月も今日で半分が終了!雪もあと少しの辛抱ですね。春が来るのが楽しみです(*^。^*)
今日で上山中学校の期末テストが終わります。昨日の授業では2日目のテストに向けて、どの子も真剣に取り組んでいました。1日目の出来栄えを聞いてみると、
「対策でやった問題が出たから出来たよ!」
なんて嬉しい言葉も聞けましたが、
「微妙・・・」
という反応もあり、結果が出るまでドキドキです。既にテストを終えている小針中では返却も始まり、前回の中間テストより英数ともに10点以上UPという嬉しい報告がありました。今回のテストで得点UPはもちろんですが、それぞれの課題を見つけ来年度につなげてもらいたいと思います。
今日からの授業は、中3生は当然のことながら入試にむかってまっしぐら!ひたすら入試対策問題集を解いていきます。中1・2生はこれから学習する範囲は来年度の前期中間テストの範囲となるので、テストが終わったばかりですが、次のテストに向けて取り組んでいきます。特に中2生は3月末に「新潟県統一模試」を受けるので2年間の総まとめも同時進行で行います。1年後の入試に向けてスタートです!!今の中2生から入試制度が変わるため不安を抱いている子もいますが、基本的に学力をしっかりつけていれば心配ありません。これからは部活も忙しくなってきますが、入試まであと1年。少しずつ準備を始めましょう。
今週から来年度に新しくスタートする「国・算・読書」コースの体験授業が始まりました。国語・算数の授業に加え、ナレーションを聞きながらの読書を行うコースです。全ての教科において文章をきちんと読むことは大前提となります。学校や家庭でも読書をする機会はあるかと思いますが、それでも読書量が数年前の子ども達と比べると減っていることを感じます。また、読書をしている子でも少し前の子どもであれば知っていたような物語を知らない子は多くいます。ということで、少しでも読書をする時間を作り、文書を読み解く土台作りをしようと思いコースを新設しました。
各学年やその子に応じた課題図書を毎回の授業で「速読聴」していきます。課題図書はどちらかというと最近の子どもたちがあまり読まないようなジャンルとしました。読書を通して様々な分野に興味を持ってもらうためと、「勝手読み」をしないようにするためです。普段あまり興味をもっていないジャンルの内容だと一つ一つの文をきちんと読んでいかないと内容が分からなくなってしまいます。自分勝手に「〜だろう」と思って読めないような本を敢えて選びました。
読書はただ数多く読むことだけが良いわけではありません。「良書」と言われるような本を「きちんと」読む癖をつけることが大切だと思います。この癖を小学生の間に身に付けることはとても大切なことです。なかなか学力が伸びない子の多くは、たった2〜3行の設問を正しく読めません。正しく読めないために間違えた問題を多くの保護者・子ども共に「ケアレスミスだ!」と勘違いしていますが違います。文章を正しく読むという癖がついていないために正確に情報を得ることが出来ず、問題を解く道筋を誤るのです。勉強だけでなく「正しく情報を得る力」は一生ものです。小学生のうちから毎週少しずつでも練習を重ねることでその力はつきます。「きちんと読む」ということを意識した学習を行うことが大切です。「読書タイム」を通してその力をつけていきたいと思います。
間もなく年度末を迎えます。1年の締めくくりをしっかりして来年度の学習に備えましょう。