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啓新セミナー

[2014年3月14日]

合格発表!!

「春一番」が吹いたにも関わらず、今日も寒いですね。本格的に暖かくなるのは、まだのようですね。これからの時季は寒暖差の激しいので皆様もお体お気を付けくださいネ。

昨日新潟県公立高校の合格発表がありました。どの生徒さんも清々しい様子で報告してくれました。今年度は、

新潟高校(理数科)
新潟江南高校
巻高校
新潟工業高校(電気科)・(土木科)
市立万代高校(普通科)

合格という結果となりました。どの子も苦手な教科や単元の学習、毎回の小テストなど辛く苦しいことを乗り越えての結果です。本当によく頑張りましたね(*^_^*)。生徒の皆さんは今はきっと「やっと終わった〜」という気分かと思います。しかし、厳しいようですがここからがまた新たなスタートです。受検に向けて毎日学習してきたことを忘れず、これからの長い春休みも受検前と同じように学習してもらいたいと思います。4月から始まる新しい学校生活。有意義な3年間を過ごしてくださいネ。そして、3年後にはまた分岐点がきます。その時には今回以上に自分の将来に対して真剣に向き合って進路選択をしてください。頑張ってください。

話しは変わりますが、先々週の授業でのことです。小学生のある子が授業中に泣き出したのです!!
叱られたわけでもなく、私が怖かったというわけでもなくてです。理由は算数の問題が解けなかったからなのです。自分の力で解けなかったことが悔しくて泣いたのです。

そんな様子を見て本当に嬉しかったです。中学生だけでなく小学生でも解けない問題にであったとき「わからない」といって投げてしまったり、勉強から逃げてしまう子は多くいます。悔しくて涙するということは、それだけその問題、勉強に対して一生懸命向き合っているということです。とても素敵なことですよね。

その涙のあと、解き方を理解したその子はいじけたりふてくされたりすることなく黙々と一生懸命取り組み、その単元をマスターしていきました。

その週の宿題の提出が先週だったのですが、ほぼ全問正解!1問だけ計算ミスがあっただけでした。解き方はきちんと理解され自分のものに出来ていました。「悔しい」という思いが成果につながったんですね。

このことは、単にその単元の学習が習得できたというだけのことではないと思います。多くの子どもがあまり楽しくないと思っている「勉強」に対し、しっかり向き合い克服したという大きな意味を持つことだと思いました。そういう瞬間に立ち会うことができるのは本当に塾講師冥利に尽きることです。その子にはこちらの方が心からお礼を言いたいです。

受検だけでなく日々の学習も小さいながらも試練があり、分岐点があります。その試練のときや分岐点に立ったときに、どう考えどう進むのかがその後の結果に大きな変化をもたらします。だからこそ、それから逃げない、投げ出さないように子どもたちを引っ張っていきたいと思います。