[2014年3月17日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先週は、公立高校の入試・発表がありました。
残念ながら1名不合格者を出し、全員合格とはいきませんでした。
全員合格させるためにやってきて、後悔しないように日々がんばってきたのですが、やはり、「もっとこうしておけばよかった」という後悔ばかりです。すごく悔しいです。
当塾のような小さな個人塾は、講師がたくさんいるわけではないので、入塾してから卒塾するまで嫌でも?同じ講師がずっと指導するしかない、それこそ、夏の暑い日も、冬の寒い日もずっと一緒なのです。
ですから、合格すればわが子のようにうれしいですし、不合格なら自分のことのように悔しいのです。
結果はもう変えることはできません。希望通りの高校にいける子もいけない子も、ここからが新たなスタートと思ってがんばってほしい。
我々にできることは、勉強を教えることぐらいですので、何か壁にぶつかったら訪ねてきてください。
また、保護者様におかれましても、今までの送迎等の、ご理解・ご協力、まことにありがとうございました。至らない点も多々あったかと思いますが、すごく感謝しています。
新年度から始まる、小学生向けの『国語・算数・読書コース』の塾生対象の体験授業が終わり、先週から正式スタートしました。
この講座は、通常の国語・算数の時間に、15分程度、『読書の時間』を取り入れたコースで、読みたい本を読むのではなく、こちらから「ぜひ読んでほしい!」本を読んでもらうコースです。
「塾でわざわざ読書?」と思われるかもしれませんが、国語の苦手な子のほとんどが、読書を全くしていないか、あるいは、していても自分の好きな本ばかり読んでいるのです。
本を読む習慣がない子は、国語の問題の間違い直しをしていても、問題文の内容が頭に入っていないので、どこに何が書いてあるかがわからずに、いちいち最初から全部読み直して問題を考えるので、すごく時間がかかってしまいます。
問題を解く上で『読むことに慣れている』ことはすごく大切なこと。
「塾で国語の勉強をしていれば、読解力がつく」と思っている方が多いかと思うのですが、『読解力』はいろいろなジャンルの本を読むことで身に付くのです。
当塾の『読書コース』は『わくわく文庫』を利用しています。
『わくわく文庫』とは、簡単に言うと、『読み聞かせ』です。
ですから、今まで読んだことがなかった本や興味がなかった分野の本でも、『読み聞かせ』なら、何の抵抗もなく読み続けることができるのです。
この講座を受講した女の子は、「ファンタジーものは好きだけど、歴史ものは全く興味がない」ということで、今週から『徳川家康』にチャレンジしてもらいます。
この講座を通じて、歴いろいろな分野に興味を持ってもらえたらいいなあと思います。