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啓新セミナー

[2014年4月11日]

子どもたちと作戦会議!

ようやくお花見のきせつになりましたね。鳥屋野潟は今週末が見ごろのようです。以前住んでいた上越では、高田公園まで徒歩数分という所にいたのですが、あまりお花見に出かけた記憶がありません(^_^;)。近くにいるといつでも見られると思うせいか、行こう行こうと思っているうちに観桜会が終わっていました。今思えば残念な話です。観桜会場に近すぎる所に住んでいたからだけでなく、年も若かったので季節ごとの花を観賞するなんて気にならなかったからかもしれません。季節の移ろいを感じたいと思うのは年を重ねたからでしょうかね。日曜は暖かくなりそうなので、今年こそは家族で出かけたいと思います。

今週は小中学校で新学期が始まりましたね。小学生は新学期を迎えて元気いっぱい!という感じですが、中学生は・・・。特に中2・3生は部活が忙しくなり始め、加えて春休みのちょっとだらっとした生活から学校モードに切り替わったため少しお疲れモード気味です。夜の授業で元気一杯なのは中1生と私たち!?そんな感じです。少しずつ慣れてくると思うので今は彼らのペースが戻ってくるのを見守りたいと思います。


昨日から中3生の個人面談を始めました。3月末に受験した模擬試験の結果が出たので、その成績表を見ながら入試までの11か月に対する「作戦会議」を行うためです。子どもたちにとって初めての模擬試験でしたので彼らも「模試の結果を返すよ〜」の一言にかなり緊張してました。

面談では現段階の各教科の学力と弱点単元を確認し、今後どのような内容で家庭学習に取り組んでいくか?どの教科のどの単元の力を底上げしなければいけないか?を話し合いました。また、現時点での不安点や迷っていることなどがないか?も話を聞きました。受験は生徒と私たちが二人三脚で向かっていくものですから、一人ひとりの状況をよく確認しその子その子に合わせた指導をしていく必要があります。短い時間での面談ではありますが、子どもたちとタッグをしっかり組んでいくため有意義な時間としたいと思います。

面談は来週までかけて行っていきます。まずは、現時点での模試の結果にとらわれず、今何をしなければいけないか?自分が目指すべきところはどこなのか?を大切に今後の学習をしていってもらいたいと思います。


さて、先日教育委員会より来年3月に実施される入試の概要が発表されました。今年の中3生から入試制度がかわりますが、その変更の中でも「筆答試験」は受験勉強において大きなポイントとなることが想定されます。問題例も発表されていますが、A問題・B問題いずれにしても文章を読み解く力・自分の考えを表現する力が求められます。これらの力は一朝一夕に身に付くものではありません。読解・表現力を培うには長い時間が必要ですし、我流のやり方で容易に身に付くものでもありません。中3生だけでなく中1・2年から意識をもって学習していかなければいけません。

学習の基本の軸は5教科の学習になりますが、それに加えて学んだ知識を表現できるようにしていく学習が必要になります。当然のことながら従来の学習内容・時間ではそこまでの学力を身に付けるのは難しくなってきます。つまり日々の学習時間をしっかり確保し、さらに質の高い学習をしていく必要があります。しかしながら全般的に学習が好きでない子どもが多いのが現実です。辛く苦しい学習をするために必要なのは「希望」です。少しでもはやく志望校を決定し「希望」を具体化することは学習時間を確保し、質を高めていくのに必要なこととなります。

志望校について受験学年となる中3生だけでなく1・2年生、もしくは小学生のうちから考えてみてはいかがでしょうか。