[2014年4月14日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
新学期の授業が始まって2週間経ちますが、まだお問い合わせをいただいています。
本当にありがたいことです。
先日も小学生の方がお母様と一緒に体験授業にいらっしゃいました。
お母様は、「うち子は、集中力がなくて、ちょっとわからなくなるとすぐ投げ出してしまって、勉強に対して欲がなくて、・・・」とおっしゃっていましたので、「どんな子が来るのだろう?」と少し不安に思っていました。
しかし実際授業が始まると、お母様の話とは全く違っていました。
姿勢も良く、字も丁寧。私の方から話しかけなければ、黙々と解き続けていたのです。
初めてだったということを差し引いても、立派なものでした。
私も親になって思うのですが、親というのは、自分の子どもの良いところというのはなかなか見えず、悪いところや人と比べて劣るところばかりが目についてしまうものかと思います。
息子を週に何日か預けているのですが、そこの保育士の先生から、「○○ちゃんは、△△が上手にできていましたよ」なんていうことを言われることがあります。
最初は、「お客さんだから、おおげさに言っているのだろう」と思っていたのですが、保育士の先生には、うちの子の良いところが見えていた、というよりは見つけてくれたのでしょうね。
感謝しなければいけません。
考えてみれば、私も人様のお子様をお預かりする仕事をしていて、無意識のうちに、子どもたちの良いところを探しています。
他人の子どもの良いところは探せるのだから、自分の子どもの良いところももっともっと探せるはず。
体験授業をしていて、そんなことを考えました。
中3生の『理・社・国の受験対策講座』が始まりました。
どの教科もそうですが、効果を出すためには、きちんと丁寧にやることが大切。
授業では、映像解説を見る→要点を整理する→基本問題を解く が終わるとあとはひたすらテスト形式で演習問題にチャレンジ。
我々の方で○付けをして、正解するまで、教科書・地図帳・参考書を調べながら、何度でも解き直しをさせます。
記号問題でも、「なぜアが不正解で、イが正解なのか」というふうに理由を確認しています。
こういうやり方をしているとすごく時間がかかります。
普段なら、ワーク1ページをやるのに5分ぐらいしかかからないのに、塾でやると1ページに20分も30分もかかることも・・・
『わかった気』で終わらせないようにするには、これぐらいしないといけないと思っています。
最初は時間がかかりますが、続けているうちに徐々に知識が増えて、できる問題が増えてきますので、時間がかからなくなります。
それまでの辛抱。必ず結果はでるので、めげずにがんばってほしいと思います。