[2014年6月30日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
上山中と小針中の前期中間テストの結果がほぼ出そろいました。
英数は普段からしっかりやっていた甲斐あって、概ね満足できる結果でしたが、理社ができている子とできていない子の差がすごく激しかったです。
今回の中1のテストでも、100点をとってくる子もいれば、50点も取れない子もいて、平均点だけでは難しかったのか、簡単だったのかがよくわからない面がありました。
理社は勉強量も大切ですが、それ以前に、『好き・嫌い』がすごく影響します。
小学生の頃から理社が好きだった子は、中学生になっても好きで、その結果、高得点を取ってきますが、反対に、小学生の頃嫌いな子は、中学生になってもそのまま嫌いで、どんなに勉強しても「全然覚えられない」という状態になっています。
小さい頃からの興味付けはすごく大切ですね。
先日、小学6年生の子が国語の勉強をしていて、「『エジプト』ってなんですか?」と聞いてきたので、「『エジプト』は国の名前で、ここにあるんだよ。」と一緒に地図帳を見ながら説明しました。
「ちなみに、『エジプト』の近くに、『コートジボワール』があるんだよ。」と地図を指すと「あーっ」とちょっと感動したようでした。
現在ワールドカップが開催されているので、『エジプト』は知らなくても『コートジボワール』は知っていたようでした。
ちなみに、その国語の問題文は、古代エジプトで使用された『パピルス』についてのお話しでしたので、『エジプト』がわからなければ、話しの内容もさっぱり?ではなかったかと思われます。
『エジプト』を知らない小学生はざらです。
ですから『エジプト』を知らないこと自体はあまり問題ではないのですが、それでも今までに1度くらいは『エジプト』という言葉を聞いたことはあったかと思うので、知らない言葉に出会ったときに、『すぐ調べる』環境がないのが問題であると思います。
テレビのある部屋に辞書や地図帳を置く。後で調べたり聞いたりすることができるようにメモ帳をいたるところに置く。地理が苦手な子ならトイレに地図を貼る。(風水的にはよくないようですが・・・)
「鉄は熱いうちに」ではないですが、少しでも「なんだろう?」と思った瞬間に行動を起こせるようにすることで、子どもたちの興味・関心を引く出すことができるのです。
ちょっとした工夫が大切ですね。
今週の水曜日(7月2日)に『夏期講習生募集』のチラシを新聞折り込みさせていただきます。
今回は、我々が普段感じていること(いつもこのブログで書いているようなことばかりですが・・・)を中心に、どんな人間が、どんな考えでやっているのかが地域の皆様に少しでも伝わればと思っています。
無料体験授業も随時受け付けていますので、興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
TEL 025−290−7170(受付時間 13:00〜21:00)