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啓新セミナー

[2014年7月28日]

模試

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

7月上旬に実施した中3生の『新潟県統一模試』の結果が届きました。
子どもたちには、個別面談をして、しっかり現状分析・ふり返り・次回に向けてのアドバイスをしてから、返却しようと思います。
子どもたちからすれば、早く結果を知りたいと思っているに違いないのですが、結果だけを渡してしまえば、点数や志望校判定だけを見て、一喜一憂して終わってしまうだけで、そこから何も生まれません。
『模試』=『練習試合』です。
点数が良かった・悪かった(勝った・負けた)ではなく、その『内容』をしっかり分析して次につなげることが大切なのです。
もうちょっと待っていてください。

今回の模試では前回に比べ、5教科総合偏差値が一人だけ0.4ポイント下がっただけで、あとは全員上がっていました。
しかも、昨年から模試に参加しているのですが、今回初めて塾平均が全体平均を超えました。
昨年の生徒達と単純に比較することはできないのですが、昨年うまくいかなかった点を改善したり、他塾よりも早く、理科・社会・国語の対策を始めたりしたことが今回の結果につながったのではないでしょうか。

結果が数字で表れると、対策がすごくしやすいですね。
当塾は5教科総合得点では全体平均を超えているのですが、教科によっては、全体平均を下回っている教科もあります。
ですから、平均点を下回っている教科は、早急に分析をしてやり方を変えていかなければいけません。
けっこう苦労して作った『学習カリキュラム』であっても、やはり結果が出なければ変えなくてはいけません。
これが『成長』につながるのだと思うのです。

子どもたちの勉強も同じ。
どういうふうにすれば結果が出るかは、しばらくやってみなければわかりませんが、しばらくやってみて、結果がでなければ、すぐに変えるべきです。
行動を変えなければ結果は変わりません。
勉強方法を変えるのも手ですし、勉強する環境を変えるのも手です。
(今まで、夜勉強していたのを、朝にする。今まで自分の部屋で勉強していたのを、リビングにする。『1時間勉強+10分休憩』では疲れて長続きしないのなら、『30分勉強+5分休憩』にする。など)
考えればいくらでも思いつきますね。
自分のことを一番知っているのは自分です。

せっかくの夏休みです。
いろいろな方法にチャレンジして、自分に一番合った方法を見つけてみてはいかがでしょうか。