[2014年8月29日]
長かった夏期講習も明日で終わります。鳥屋野小学校は今日から、中学校は今週から学校が始まりました。中学生は学校が始まってからの授業は少しお疲れモードのようです。長い休暇期間とは生活が変わったためか体調を崩す生徒もいます。今年は朝晩は8月とは思えない涼しさ、日中は日が照り始めるとかなり暑いのでそれでなくても体を崩しやすい日々です。お休みモードで夜更かししないで睡眠時間をしっかり取っていつも以上に体調管理には気を付けてくださいね。
夏期講習から新しく黒埼中、鳥屋野中の生徒さんを迎え、上山中・小針中・第一中・清心中と計6校の中学の生徒さんで9月からの授業がスタートします。早速来週には小針中と鳥屋野中が前期期末テストとなりますし、現在公立中学のテスト対策真っ最中です。上山中のテスト範囲も発表されました。学年・教科によってかなりテスト範囲の長さが違いますし、学校によって問題の傾向も異なるためそれぞれに合わせた対策が大変ですが、一人ひとりの生徒が目標点を達成するため、テストまでの日々の授業をより中身の濃いものと出来るように私たちも頑張りたいと思います!!
夏期講習中に、中3生は全員面談を実施しました。模試の結果を見ながら今後の学習計画を中心に、それぞれの生徒の将来何になりたいか?をヒアリングし、そこから進路選択についてじっくり話をしました。どの生徒も自分の将来なりたい職業をある程度考えているようで、そのためにはどのような進路があるのかを一緒に考えました。
受験はどこでも合格できれば良いというものではありません。それぞれの志望校に進学後、どのような選択肢があるのか?と考えて受験校を選択する必要があります。子どもたちは目の前の高校受験が果てしなく大きな山のように感じていますが、そうではありません。その後に待ち構えている山はもっと大きく、超すのが大変なものばかりです。一人ひとりの生徒とその子が望む将来像からこの先にある山がどんなものかを話し、そのために高校受験という山はどこに登るべきかを話しました。これからの苦しい受験勉強がその先の山に繋がる一歩であることを意識してこれからの期間を過ごしてもらいたいと思います。
また、中3生だけでなく、1・2年生も自分の将来進むべき道はどんなものかを考え始めることが進路選択の第一歩となります。高校受験は「受かる高校」ではなく、自分の目指すべき道の第一歩となる「行きたい高校」を選択し、そこに向けて学習を進めていってもらいたいと思います。
定期テスト後には今年から始まる筆答検査の対策、英語の長文対策、国語の記述問題対策、数学の頻出事項の単元別対策など受験に関する対策を行います。中3生にとってはこれからの約半年がとても長く・辛く感じられる期間かと思います。その期間、子どもたちが一歩一歩の成長を実感できるような対策授業を行い将来に繋がる学力が身に付けられるように指導していきたいと思います。