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啓新セミナー

[2014年9月22日]

計算ミスをなくすには

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

一昨日の土曜日(9月20日)は、『バスの日』ということで、息子を連れて新潟交通のイベントに行ってきました。
来場者は、私どものような親子連れかバスマニアの方。
我々はのんきにはしゃいでいましたが、マニアの方は真剣(必死?)でした。
小さい頃の移動手段は、歩きか自転車で、大人になってからはほとんど車しか乗らない私にとって、バスはあまりなじみがないのですが、初めてバスに乗った息子は大興奮でしたので、出かけてよかったと思います。
ちなみになぜ9月20日が『バスの日』なのか気になって調べてみましたら、日本で最初のバスの運行は、二井商会という会社が蒸気自動車を改良した乗合自動車を京都市(堀川中立売 - 七条 - 祇園)で走らせたのが始まりで、それが1903年(明治36年)の9月20日だったそうです。
また一つ勉強になりました。

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公立中学の前期期末テストが終わり、結果が返却され始めています。
今回中学2年生のテスト範囲は『連立方程式』が中心だったのですが、計算ミスをしてしまって、100点を取ることができなった子がいました。
テストの振り返りをしているとその子が、「計算ミスをしないようにするのはどうしたらいいのですか?」ということを聞いてきました。
計算ミスをするのが、正負の数・文字式計算なのか、それとも方程式の計算なのか。あるいは、普段からミスをするのか、それともテストの時だけミスをするのか、・・・ その子の特性によってアドバイスが違ってくるのですが、でも、どんなことをしても、計算ミスを完全になくすのは難しいのではないかと思います。
もちろん、ミスをしない工夫なんかしなくていいと言っている訳ではなく、ミスをしない工夫と、ミスをしてもそれを見つけることができるように工夫することが大事であると思うのです。
ミスを見つける方法。それはきちんと『見直す』しかないと思います。
宿題の○付けをしていても、ちゃんと見直してから提出している子はほとんどいません。
ひどい子になると、数字が大きくなったり、変な答えが出たりしたらそこでストップしてしまいます。
「なぜもう一度解き直さないのだろう?」と思う解答が多いのです。
たかが『見直し』。されど『見直し』です。
こういう当たり前のことがきちんとできる子が、やはり成績が良いものですね。
授業を通じて、きちんと徹底しなければいけませね。