[2014年10月17日]
昨晩はすごい雷でしたね。ちょうど夜の授業が終わる頃で、何人かの生徒が自転車で来ていたので帰りが心配でしたが、多くの保護者の方がお迎えに来て頂けたので一安心でした。保護者の皆様方、お忙しい中ありがとうございました。今日は昨晩の雷は何?と思うような秋晴れですね。今年は寒くなるのが早く感じられますが、気付けば10月も半ば過ぎ、これぐらいの寒さも当然なのかもしれませんね。我が家では早速チビが風邪をひき、私も若干、調子が良くないような気が・・・。これからの季節、風邪などで体調を崩しやすくなりますので皆様もお気を付けください。
さて、中学生は後期の授業が始まったばかりですが、後期中間テストまで1ヶ月となりました。現在、生徒によって多少の進度差はありますが、すでに予想されるテスト範囲を終える子も出始めました。英語では今回の後期中間テストの範囲の中心的内容は、中学1年生は疑問詞・代名詞、中学2年生は動名詞・不定詞、中学3年生は関係代名詞です。どの学年も、それぞれの学年での学習のヤマ場となるような内容です。
特に、中学1年生を見ていると、今までは調子よく出来ていたのに、命令文・疑問詞疑問文が加わり混乱し始める生徒も出てきました。学習単元が少ない内は混乱することが無くても様々な文の形が出てきたことによって、それまで出来ていたことも出来なくなることがよくあります。実際に、今までは疑問文・否定文を作ったり、Whatの文を作ったりすることが完璧だった生徒が、When、Where、How+形容詞など複数の疑問詞が登場し、普通の疑問文を作るときにも間違えるようになりました。
英語の学習は中学1年生でつまづいてしまうと、なかなか取り戻すことが難しいものです。理科や社会のように単元ごとに切り替えが出来るものではないので、中1でのつまづきは中2・中3ひいては高校での学習にも大きく影響します。混乱し始めている中1生を見ていると、彼らにとっての英語学習の正念場は「今」だと感じます。
また、疑問詞だけでなく代名詞も多くの生徒が苦手とする単元です。中2、中3になって人称代名詞の表を、「I my me mine you your you yours・・・」とスラスラいえる生徒でも使いこなすことが出来ている子は少ないものです。代名詞を使いこなすことは入試で必ず出題される英問英答でも必要となってきます。
本当は、中1の英語のテスト範囲は例年、後期中間が教科書約20ページ分ほどなのに対して、後期期末が約40ページ分となるので今のうちに少しでも先に進めたところなのですが、正念場のここで混乱している内容を整理し、多くの問題演習を通してきっちり定着させていきたいと思います。
子どもたちを見ていると、今まではそんなに大変ではなく楽しく取り組めていたのに、急に複雑になってきたと辛そうですが、彼らのこの先の学習を考え何とか一緒に乗り越えていきたいと思います。