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啓新セミナー

[2014年10月24日]

『熱い冬』を迎える準備

夕方になるとぐっと寒くなってきましたね。夜の授業後に生徒の見送りをするために外に出るとあまりの寒さにびっくりします。子どもたちも「寒い」と言いながらもハーフパンツだったり裸足だったりと寒さを感じさせないスタイルで、やっぱり若いんだな〜としみじみと思っています(^_^;)。10月も下旬を迎え冬ももうすぐですね。毎年この時期になると断熱シートなど何か寒さ対策をしなければ…思うのですが、いつも何もしないうちに冬となってしまい寒い思いをしています。今年こそは!!と思う日々です。

さて、来週からはいよいよ「後期中間テスト対策授業」を始めます。各中学校によりテスト期間が異なるため、小針中・黒埼中・鳥屋野中が来週から、上山中が再来週からとなります。1・2・年生は部活との両立で大変でしょうが、先週もこのブログでお伝えした通り、今回のテスト範囲は難易度が高い内容のものばかりです。しっかりと準備をして臨んでもらいたいと思います。

また、中3生は今週、統一模試の結果返却に伴う二者面談を実施しました。まだ志望校に対して揺れている子が殆どですが、今回のテスト範囲も当然、入試にでます!!志望校に対していろいろ複雑な思いは抱えての学習となるためしんどいとは思いますが、そうしたしんどさを乗り越えることが大切です。体調管理をしっかりしながら日々やるべきことをしっかりやり切りましょう。

中3の面談の中でよく聞いたのが、「何をしていいのかわからない」という言葉でした。しかしよくよく聞いてみると、「新研究」をきちんとやっていなかったり、基本的な漢字・単語練習をやっていなかったりという状況です。中には既に「過去問集」に手を付けてみたけど何も出来なかった、なんて言う生徒もいました。まだまだどの教科も中3の学習内容の内、大詰めとなるようなものを学習していないうちに、そのような入試の過去問集に取り組んでも出来ないのは当たり前です。ましてや、基本的な「新研究・整理と対策」がきちんと取り組めていない状況で手を出すのは無謀なことです。

この時期はまだ、基礎・基本事項を徹底的にやり切ることが大切です。また、漢字・単語練習はこれから入試までやり続けるのは当たり前のことです。漢字・英単語の練習、「新研究・整理と対策」の問題演習、そして今学習している内容の復習と日々やることは一杯あります。基本的な学習がきっちり出来るレベルに早く到達することを第一に考えましょう。もう少ししたら嫌でも入試レベルの問題演習に入っていきます。焦らず日々着実に一歩一歩を歩むことを大切にしましょう。

今はまだ志望校合格に必要な得点と現実の得点とは開きがありますが、今の日々の学習が1月・2月の模試の結果に必ず反映されます。逆に言うと、今、言われたことを受け止めて日々行動できなければ、合格点と実際の得点の差は大きくなるばかりです。面談でも言いましたが、過去の自分と比べて「やっているかどうか」ではなく、自分と同じ志望校の周りの子と比べてやっているかどうかを考えてもらいたいと思います。受験は絶対評価ではなく、相対評価です。やったつもりの勉強や、やらなきゃと言っているだけの毎日から、実際に行動する毎日に変えていきましょう。

これから寒い冬を迎えますが、塾生の皆さんには志望校に向けて燃える熱い冬としてもらいたいと思います。