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啓新セミナー

[2014年12月8日]

100点を取る必要はない

週末の大雪にはまいりましたね。
新潟市内は降らないと思っていたのに、朝起きてビックリでした!
土曜日は朝から面談が何件か入っていましたので、1時間ほど駐車場の雪かきをしました。
普段運動不足のせいか、たかだか1時間で汗びっしょり。
でも何とか駐車スペースを確保することができました。
雪が降り続いていましたので、その日の面談は何件かキャンセルがあるかと思ったのですが、なんと全員、しかも時間通りにいらっしゃいました!
(中には、車を出せなくて、歩いていらした方もいました)
すごくうれしかったですね。
あんな大雪の日にわざわざ。ほんとうに感謝しています。
もっともっとがんばらなければ、ばちが当たりますね。


後期中間テストが終わり、中学3年生は本格的に受験対策に入りました。
子どもたちに最初に伝えることは、「入試で100点を取る必要はない」ということ。
100点を取らなければ入れないような高校はない。
確実に取れるところ、取れそうなところをきっちり取ることが大切なのです。
このことを言っておかないと、できない問題ばかりやろうとする子が出てくるのです。
具体的に言うと、数学の応用問題や国語の記述問題です。
数学や国語で点数が伸びない子のほとんどが、数学なら大問1や2、国語なら漢字で点数を落としているのです。
国語の記述問題は配点が高いので無視するわけにはいかないのですが、それでもまずは漢字で満点を取ることが大切なのです。
子どもたちも頭ではわかっていても、分からない問題、何度やってもできない問題があると不安に思ってしまいます。
その不安を取り除いてあげるのが我々の役目。
一人ひとりの理解度、志望校を考えて、今はできなくてもいい問題、できなければいけない問題を的確に指摘し、納得してもらわなければいけません。
子どもたちとの信頼関係があればこそできる指導です。
今までの関わり方が問われますね。