[2014年12月26日]
冬期講習5日目!朝10:00から授業をしていますが、いつもより授業時間数が増え毎日楽しい限りです(*^。^*)!改めて「塾講師の仕事って楽しいな〜」と実感する日々です。授業では、連日中3生だけでなく、中1・2生や小学生が驚くような集中力で頑張っています。そんな姿を見て、子どもたちと色々な話をして日々活力をもらって過ごしています。
講習では私は通常授業時小学生を担当するのが土曜日のみなので、平日に来ていて普段会えない小学生の生徒さんに会うことができるという楽しみもあります。講習ごとに会える小学生を見ていると、本当に子どもたちの成長ぶりには驚かされます。
小学生は各時間ごとに「能力開発タイム」では「スピード計算」・「つみき」・「パズル」を行いますが、“名人”レベルまで到達していたり、驚くほど昇級していたりとこの数か月の彼らのステップアップぶりの凄さを見せつけられます。それだけでなく、夏の講習では一つ一つの問題を解くのにものすごく時間がかかっていたのに、少し難しい国語の記述問題や、算数の文章題をスラスラと夏の半分ぐらいのスピードで解けるようになっている子もいます。
算数ではきちんと途中式が書けなかったり、文章題になるとそこに出てくる数字を思いつく公式に当てはめるだけだったりした子が、問題文から解く道筋を考え図や表にまとめるなどの工夫をして解けるようになっていました。
また、国語でやらせている各文章問題の「あらすじ」まとめでは、以前は文章のポイントを絞り切ることができず、「あらすじ」というより「書き写し」状態だった子が、「美しい」と言えるほどの「あらすじまとめ」が出来るようになっているのを見ると感動します。「あらすじをまとめる」ということは最近の小学生は慣れていない子が多く、初めてやらせるとほとんど書けません。あらすじをまとめるには、文章のポイントを抑える読解力、そして読み取った内容を自分なりの言葉で言い換える語彙力・表現力が求められます。それが、これだけ短時間でスラスラ書けるようになるというのは、読解力・表現力が格段にアップしていることを意味します。
夏からの約4か月の間、毎週積み重ねてきていることは大きいですね。日々の宿題の○付けでも子どもたちの変化は気づくことができますが、実際に数か月ぶりに会って授業をするとその変化の大きさがより一層感じられます。こうしたことを感じることができるのは本当に大きな喜びです。
また、普段顔をあわせている中学生も講習に入り今までの復習、1月以降の予習を行うと、以前の彼らと大きく変化していることを感じます。啓新セミナーの授業スタイルでは、異学年の生徒が同じ教室同じ時間で授業をしています。当然のことながら、中3生は黙々と、必死に辞書、参考書、用語集を自ら活用して必死に取り組んでいます。そして時には私の“かなりキビシイ”指導を受けます。そんな姿を目の当たりにしているせいか、中3以外の生徒も自ら進んで調べ、中3生に負けないような集中力で取り組んでいます。(単に私が怖いということもあるかも・・・)結果として中3生はさらに「ガツガツ」とした様子で、「これは何?」と積極的に質問したり、「次はここまでやるぞ!」「もっと良いやり方はないかな?」と気合を入れたりしています。教室全体の雰囲気が、そんな良い相乗効果をうんでいるようです。
中学入試が高倍率の中、『全員合格』という素晴らしい結果となったので、来年3月に迎える高校入試も同じような嬉しい結果となるよう、冬期講習・1月からの授業ともに精一杯指導していきたいと思います。
早いもので今年も残り数日、私のブログも年内は今日が最後となります。今年も1年間、ブログをご覧いただきましてありがとうございました。塾生の皆さん、今年1年皆さんの指導をさせてもらえて良い1年を過ごすことができました。本当にありがとう。来年もいっしょに頑張っていきましょう!!そして保護者の皆様、1年間ご理解・ご協力ありがとうございました。お子様をお預かりさせて頂けて本当に嬉しい1年でした。来年も精一杯指導させて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお過ごしください。