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啓新セミナー

[2015年2月20日]

今かける言葉は・・・

昨日は二十四節季の一つである「雨水」でしたね。空から降るのが雪から雨に変わり、氷がとけ始める頃と言われるのが「雨水」。新潟はまだまだ寒さ厳しい日々ですが、白山公園の梅が咲き始めたそうです。春はすぐそこまで来ているようですね。

また、昨日は公立高校の願書出願開始日でもありました。23日(月曜日)の夕方には倍率が出ます。どのような倍率になるか?志願変更した方が良いのか?など受検生の多くは不安との戦いの日々かと思いますが、自分が選んだ志望校に対する強い想いを持ち、今はひたすら勉強するのみです。体調を崩さないよう、体調管理をしっかりして、最後までしっかり走りきることが大切です。この時期に不安を抱えていない受検生はいません。どの子も同じ思いを抱えながら過ごしています。そして、『不安を抱えながら走る』のが受検というものです。最後は自分との戦いです。不安に打ち勝つことができるような学習をすること大切ですし、強い精神力を身に付けるしかありません。私たちも精一杯できるだけのことをしていきます。最後まで一緒に頑張りましょうね。

さて、中1・中2はテストの結果返却が始まりましたね。小針・黒埼・鳥屋野中は既に全教科の返却が終わったので今週から「振り返りシート」の記入を始めました。450点以上の得点で成績が安定してきた生徒、過去最高の得点を取れた生徒、理社で撃沈した生徒、結果は様々ですがこの結果を次に生かすことが大切です。

答案返却が終わった生徒さんの結果を見ると、英語・数学・国語は成績が安定してきているのですが、やはり理科・社会に不安定さが見られます。単元による違いが大きいようです。全ての単元で同じような結果を出すことは難しいのが当たり前です。だからこそ、苦手だと感じる単元がテスト範囲となるときは、いつも通りの学習ではなくプラスアルファの学習が必要です。毎年、各テストでの出題単元はほぼ決まっています。教室にも過去のテスト範囲表が掲示してあるので、よく確認し苦手単元が範囲の時は予習・復習をしっかりするようにしましょう。

上山中の生徒さんは現在、答案返却の最中ですね。返却されたらすぐに持ってきてくださいネ。終わったテストの結果をしっかり分析し、次の目標、行動計画を考えることが学力UPのカギです!「振り返りシート」の作成が終了した生徒から順次、「振り返り面談」を授業内で実施していきます。次の定期テストに向けて何をどうしたら良いかを一緒に考えましょうね。

定期テスト後の今、保護者の皆様は答案用紙をご覧になられているかと思います。答案用紙を見ると、まず得点に目がいくかと思いますが、それぞれの得点に対し、「良かった!」「まずい!」というのはお子さん自身が一番わかっています。答案を見て開口一番に「何!この点数は!」という言葉ではなく、今回のテスト結果に対してお子さん自身がどう思っているかを聞いていただきたいと思います。それぞれの教科の得点・取り組みに対して現時点で本人がどう思っているかが今後の学習活動に大きく影響します。

また、小学生の時のように、一律でどの教科も〇点以上!というような得点の取り方はできません。テストの得点は平均点と比較してみないと良いのか悪いのか判断もつきません。平均が低いから得点も低くて良いというわけではありませんが、単純に答案用紙の得点だけを見て、勉強をサボった・頑張ったは判断できません。保護者の方から見て「まずいな」と思う得点の場合、お子さんの方は保護者の方以上に「まずいな」と思っています。そこに追い打ちをかけるような厳しい言葉を保護者の方からかけられるより、お子さんの今の気持ちを聞き、次に向けて頑張ろうと励ましの言葉をかけて頂いた方が、実際の行動に繋がりやすくなります。厳しい言葉は我々がしっかりかけていきますのでご安心ください。
次回の定期テストは6月です。現学年の最後の単元から次学年の内容までの広い範囲となることが予想されます。6月のテストに向けて今から塾の方でも準備をしていきます。生徒の皆さんはもちろん、保護者の皆様も一緒に頑張っていきましょう。