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啓新セミナー

[2015年3月23日]

小心者の方が良い?

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

昨日の日曜日は、私も家内も休みでしたので、久しぶりに親子3人でお出かけしました。
期末テスト対策や入試対策、統一模試の試験監督などがあったので、日曜日に3人で出かけるのは、1か月ぶりでした。
行先は『白山公園』。
梅がきれいだということで行ったのですが・・・
息子は梅よりも、すべり台やサルやハトの方がよかったようで、ずっと走り回っていました。
でも、久しぶりの休日をゆっくり過ごすことができて、親子共々大満足でした!
また今日から全力でがんばれそうです!!


先週で保護者様との『個別面談』が終わりました。
お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。
面談の中で、「計算ミスが減らない」「計算ミスをなくすにはどうすればいいのか?」という悩みを抱えた方が多くいらっしゃいました。
結論から言いますと、どうがんばっても人間である以上、ミスはなくなりません。
ですから、ミスをなくすことを考えるのは無駄だと思います。
そんなことを言ってしまったら身も蓋もないのですが、しかし、ミスをなくすことは不可能でも、『ミスに気付く』ことは訓練次第で可能になります。
ではどうすれば?
常に『不安な気持ち』で計算するのです。
私のような小心者?は、何をするにも常に不安です。
塾講師を初めて20年以上経つのに、計算をするときは、答えが合っているか不安で、途中で何度も何度も見直します。
そうやって何度も何度も見直して答えを出しても、「あれ?やけに答えが3ばっかりだな」とか、「やけに−(マイナス)の答えばっかりだな」とか、「やけに分数の答えが多いな」と思ってまた見直します。
見直してばかりいると時間がかかってしまうように思えますが、何度も見直してもせいぜい2〜3分です。間違えて最初から解き直す時間に比べれば微々たるものです。
計算ミスが少ない人は、計算に自信がある人ではなく、逆に、計算に自信がない人ではないかと私は思います。
計算に自信がないから、途中で心配になって何度も振り返り、結果的にミスがなくなる。
計算に自信があると思っている人ほど、見直しをろくにせず、「なんでこんな問題を間違えたの?」という結果になってしまうのです。
『不安な気持ち』を持つことも、勉強の時には大切ですね。