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啓新セミナー

[2015年6月15日]

地球は丸い

先週末はすごく暑かったですね。
土日は朝9時からテスト対策を行ったのですが、みんな暑い中、がんばっていました。
授業時間も通常の135分よりも35分も長い、3時間でしたが、途中でだらける子もなく、ものすごい集中力でした! (というよりも、先週は普段から集中して勉強できる子しかきていなかったような・・・)

今回のテスト対策では、受講者に『学習単元シート』を渡して、対策講座で勉強したい教科・単元を書いてもらいました。
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まあ、正直言うと、このシートがなくても、普段の授業の様子や過去のテスト結果、毎回の小テストの結果などをみていれば、誰が、何が苦手かはある程度わかっているのですが、でもシートを書くことで、子どもたち自身が、自分は何がわかっていて、何がわからないかを客観的に見ることができます。
テスト対策の勉強で一番大事なことは、『できない・わからないところを、できる・わかるようにすること』です。
当たり前と言えば当たり前なのですが、この当たり前のことをやっていない子がほとんど。
できる・わかるところも、できない・わからないところも同じように一通り教科書を読んでワークを解くだけの子が多いのです。
もちろん、教科書やワークを一通りはやらなければいけませんが、できない・わからないところは1回では足りませんよね。
できない・わからないところはできるまでやらなければいけないのです。
できない・わからないところを把握することはすごく大切なことです。


さて、その『学習単元シート』ですが、「時差の計算がわからない」と書いた中2生が多い! (多いというよりは全員!!)
計算方法としては、経度の差を求めて、15で割って、足すか・引くか なのですが・・・
この『経度の差』の計算が難しいようです。
時差を求める2つの地点が、
?両方の経度が、東経または西経の場合は、引く。
?一方の経度が東経でもう一方が西経の場合は、足す。
子どもたちにとって、これを理解する・使いこなすことは難しいようですが、数直線を書いて説明すると理解できます。
根本的に、『地球は丸い』ということがなかなかイメージできないようです。

さて今週も『定期テスト直前対策講座』は続きます。
新潟も梅雨入りしそうですので、体調管理には十分気を付けてしっかり指導していこうと思います。