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啓新セミナー

[2015年6月22日]

まだまだ細かい指導が必要です

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

新聞やニュースでご存知の方が多いかと思いますが、選挙権年齢が、現在の20歳以上から18歳以上に引き下げられ、早くも、来年夏の参院選から適用されます。
18歳ということは、今の中学生が3〜5年後に選挙権を持つということ。
しかも、選挙に加え、最高裁判所裁判官の国民審査や、地方自治体の首長解職や議会解散の請求(リコール)などを受けて行われる住民投票の投票資格も、同様に18歳以上になるとのこと。
日本の総理大臣の名前すらフルネームで言えない子が多いのですが、それでも、教科書に出てくることを実際に経験できることはすばらしいことではないでしょうか?
勉強したことが、実生活に役立ちますからね。
先日も、歴史の『1925年に(25歳)以上の(男子)に選挙権が与えられた』という問題を解いていた子に、「『25歳以上の男子のみ』が、1946年に『20歳以上の男女』になり、今度『18歳以上の男女』になる」という話をしたら、すごく感動していました。
教科書に出ている事柄と現在起きている(自分が経験する)事柄が繋がると、現実味があって嬉しいようですね。


テスト対策授業がまだまだ続いています。
朝9時から3時間(中には6時間)集中して取り組んでいます。
誰一人休むことなく、みんながんばっています!
で、その対策授業の社会や理科の勉強のやり方を見ていて気付いたことが。
わからない問題を教科書で確認するのですが、勉強してもあまり身に付かない子は、教科書の中の言葉(用語)のみを探して写すのに対し、きちんと身に付く子というのは、言葉だけでなく、その言葉が書かれている前後の文章もきちんと確認しています。
ほんのちょっとの違いなのですが、これがすごく大きな差になります。
教科書の言葉を拾ってくるだけなら、解答を写すことと変わりませんものね。
前後の文章(流れ)を把握することに意味がありますからね。
まだまだ細かい指導が必要です。

今週もテスト対策授業が続きます。
きちんと結果が出るように今週も細かく指導していきます!