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啓新セミナー

[2015年6月26日]

定期テスト、その後

6月も下旬を迎え、中学生のテスト対策も残すは附属中のみとなりました。今年は塾生が通学する中学が8校あるため、今月いっぱいかけてテスト対策の特別授業を行っています。朝9:00からお弁当持参で参加する生徒も多く毎週土日は長時間、塾生と過ごしました。生徒と一緒に昼食をとり、休み時間には色々な会話を楽しんだりもしました。
1コマ3時間と長い対策授業でしたので当初は心配することが多かったのですが、テストが終わった生徒の中には「もっとたくさん参加すればよかった」という声を聞くこともあり、嬉しく思っています。今週は答案返却される学校が多いため、日々ドキドキしています。全員が全ての教科で満足という訳にはいきませんが、どの生徒も満足いくような結果となることを願う毎日です。

すでにテストが終わり5教科の答案が返却された生徒から順に恒例の「振り返り」を行っています。中学1年生や今年から塾に通い始めた生徒にとっては初めての「振り返り」となります。この毎回のテスト後の振り返りを通して、ただ対策授業をするだけでなくテストに対する「気持ち」も育てていきたいと思い開校以来、取り組んでいる啓新セミナーのこだわりです。慣れない生徒は振り返りが甘かったり、次のテストに対する取り組み内容が薄かったりします。中には、「終わったテストのことは忘れたい!」なんて言う生徒もいますが、自分自身の答案としっかり向き合い、何がよくて何がいけなかったかを、人から言われるのではなく「自分自身」で考えることが大切だと思っています。

思うように得点できなかった教科の答案を見直すことは気持ちの良いものではありませんが、嫌なことから目を背けては成長できません。どうしてその点数となったか?何をすれば良かったか?を考え、自分なりの次にどんな取り組みをしたらよいか?を自分自身で編み出すことは出来るようになってもらいたいと思います。もちろん、シート記入後にそのシートをもとに私たちが一人ひとりに指導もしますが、何よりも自分のテストのことを「自分で」真剣に考えるということを大切にしてもらいたいと思っています。

2期生の中学では次のテストは夏休み明けとなります。今回の「振り返り」を活かして夏休みを過ごしてもらいたいと思います。