[2015年7月24日]
梅雨明けをしたばかりですが、雨降りが続きますね。各小中学校では夏休みを迎えましたね。昨日の授業ではたくさんの荷物を抱えて小学生が塾に来て、授業の間に早速夏休みの宿題に取り掛かっていました。「宿題多すぎる〜」と叫んでいましたが、それでもこれから始まる夏休みが楽しみで仕方がない様子でした。中学3年生は毎年恒例の『天体観測』が課題ということで、今年も何人かの生徒が授業の間の休憩時間に『月の観測』をしていました。
昨日は日本人10人目の宇宙飛行士油井さんが国際宇宙ステーションに到着されました。幼いころに父親のレタス畑の仕事を手伝いながら宇宙への夢を膨らましていたとの記事を読みましたが、小中学生たちも夏の課題を通して、様々な事へ興味、希望を持てるような夏休みを過ごしてもらいたいと思います。
さて、啓新セミナーも明日までが通常授業となり、来週からはいよいよ「夏期講習」がスタートします。おかげさまで多くの新塾生さん、夏期講習生さんを迎え満席となるコマが出るほどとなりました。中学生は夏休み明けには前期期末テストとなる学校が殆どですので、この講習を通してしっかり対策をしていきたいと思います。また、中3生にとってこの夏の学習は志望校合格に大きく影響します。一人ひとりの弱点をしっかり押さえ、がっちりと学習させていきたいと思います。生徒の皆さんも心してこの夏を過ごすようにしましょう。
1年間で最も長いお休みとなる夏休みです。多くの保護者の方は、一日中ダラダラしないで、きちんと勉強してもらいたいと思われていらっしゃるでしょう。学習時間を確保することは、もちろん大切なことではありますが、ただ「学習していれば良い」訳ではありません。「親にうるさく言われないように、取りあえずやればいいや〜」なんて学習は学習の効果が全くありません。学習は、「いつ」「どのように」「どれぐらい」やったかです。秋以降は全ての学年で学習内容が難しくなってきます。だからこそ、受験生だけでなく小学生も中1・2年生にとっても夏休みの学習がとても大切なのです。「うちの子、取りあえず勉強しているみたいだからOK」は甘い判断ですよ。
最も大切にして頂きたいことは、『生活のリズム』です。朝起きる時間、夜寝る時間、食事の時間、お風呂の時間が基本柱になります。こうした生活の時間のリズムが乱れることなく、一定に保つことができるお子さんは、学習もきちんと行っています。食事やお風呂は多少前後するかもしれませんが、絶対に乱してはいけないのが起床・就寝時刻です。出来ればお盆の帰省、旅行などの時も、同じ時間で寝起きできるのことがベストです。
夏休みを境に、一気に学力が下がる子のほとんどが、起床・就寝時間がめちゃくちゃで、時には半日ほど時間がずれてしまっています。中には受験生が「夜中の方が静かだし、涼しくてやり易い」なんて言って、昼夜を逆転させた生活をするようになる子がいますが、これは絶対にやめさせなければいけない行為です。人間の体は朝起きて、夜寝るというのが自然なことですし、そんな生活を1カ月近くもしてしまったら、学校が始まった時に確実に体調を崩します。
学習時間のリズムは、出来るだけ学校の時間割と同じような時間帯で学習を開始、終了させていくと本人も保護者の方も動きやすいかと思われます。日によって一気に2〜3時間やったかと思うと次の日は10分で終了、なんていうリズムはよくありません。30分〜45分やって5分休憩ぐらいがちょうどよいかと思います。学習時間と休み時間を1セットと考え、1日に何セットやるかを計画し、実行していくことが理想的ですね。
啓新セミナーは27日(月)が夏期講習キックオフです。現在、一人ひとりの学習内容確認、教材作りをしている最中です。この夏に生徒がどんなふうに成長するのかな〜?と思いながらファイルをチェックしていると楽しさがこみ上げてきます\(^o^)/。私たちもしっかり体調管理し、全力で夏期講習をやり切りたいと思います。生徒の皆さん、保護者の皆様、一緒にステップアップの夏にしましょう!!
※大変申し訳ありませんが・・・
夏期講習期間中は、月・金曜日に更新しております『啓新ブログ』をお休みさせて頂きます。8月31日(月)より始まります新学期より更新させて頂きます。m(__)m。