[2015年9月21日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
今日は『シルバーウィーク』の中日。
我々は通常通り営業しているのですが、息子は幼稚園が休みで、暇を持て余していましたので、今日は近くの鳥屋野公園に行ってきました。
今日は天気も良く、それほど暑くも寒くもなかったので、とても気持ちが良かったです。
息子は、虫取りに夢中でしたが、私に似たのか、かなりとろとろで、なかなか捕まえることができませんでした。
でも、どんぐりをたくさん拾うことができて、親子共々楽しいひと時を過ごすことができました。
普段、教室に閉じこもって教材とにらめっこをしていることが多いので、いい気分転換になりました!
先週末で、すべての中学校の前期期末テストがおわりました。
手応えがある子、ない子と反応は様々。
早くもテストが返却された子の中に、過去最高の点数だったという中3生がいました。
その子は、この夏休みに入塾した子で、「この塾は、すごく勉強させられる」と言っていました。
確かにその子は、夏期講習も定期テスト直前対策講座もたくさん受講していました。(弁当持ちで朝から勉強した日も何日かありました)
でも、『勉強させられた』というはちょっと間違いですね。
当塾の夏期講習も定期テスト直前対策講座も、強制受講ではなく任意受講です。
相談にはのりますが、受講するかどうは基本的に本人任せです。
ですから、その子は、自らの意志で受講することを決めたのです。
『勉強させられた』のではなく、自分で『勉強する』道を選んだのです。
ですから、成績が上がったのは、塾のおかげではなく、塾を利用・活用して勉強したその子自身の努力の成果なのです。
人任せでなく、自分で『選択』できる子というのは伸びますね。
自分で『選択・判断する』というのは、それだけ頭を使って考えている証拠ですからね。
まだまだ人任せ・指示待ちの子が多いですので、早く自分で『選択・判断できる』子になってほしいですね。
我々も、子どもたちが自分で選択・判断できる機会をもっともっと増やしていこうと思います。
さて、中学生のテスト対策が終わり、今週は小学生のテキスト作りです。
どの学年も、授業のペース(進度)が速いですね。
6年生なんか、先週『速さ』をやっていたと思ったら、もう終わっていました。
『速さ』は中学生になると、『文字と式』『一次・連立方程式』の文章問題で再び登場します。
ほとんどの中学生が手も足もでません。
おそらく、小学生の頃、『速さの概念』をきちんと理解せずに、公式のみに頼っていたからでしょうね。
小学生に速さの問題を解かせると、「かけるんだっけ? わるんだっけ?」と言います。
ほとんどの子が、なぜかけるのか? なぜわるのか? ということを気にもせず、曖昧に覚えた公式に当てはめるだけなのです。
これでは定着しませんね。
概念を教え、それが定着するまで演習を行うには、かなり時間がかかるのですが・・・
小学生は毎回授業時間が足りなくて頭が痛いです。
『シルバーウィーク』はまだ2日あります。
私は授業と息子の相手で、ヘトヘトになっていると思いますが、皆さんは楽しい休日をお過ごしください。