[2015年10月5日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先日、たまたまテレビをつけたら、さかなクンの番組をやっていて、何気なく見ていたら、「タコは学習能力がある」という実験をやっていました。
蓋のついた瓶のなかに餌(カニ)を入れてタコの前に置くと、そのタコはいろいろ試してみて、しまいにはなんと蓋を開けてカニを出したのです。
さらに驚くことに、それを見ていた別のタコの前に先ほどと同じ瓶を置くと、そのタコは試行錯誤もせずに蓋を開けたのです。
タコはすごい!
今まで宿題をやってこないような子に、『このタコ介!』と言っていましたが、タコに失礼でしたね。
タコもすごいのですが、それをわかりやすく、しかも、おもしろく説明していたさかなクンはもっとすごいですね。
さかなクンのホームページによると、さかなクンは、小学2年生のある日、友達がさかなクンのノートにウルトラマンと墨を吹いて戦っているタコを書いたのを見て、当時タコを知らなかったさかなクンは「本当にこんなかわいい生き物がいるんだ!」と友達のいたずら書きに大感動して、その日から、休み時間には図書館でタコの図鑑を読みあさり、放課後は魚屋に行ってはタコを眺めて吸盤の数を数え、夕食ではお母さんに協力してもらい一ヶ月間ずっとタコ料理三昧。すっかりタコのとりこになってしまったそうです。
私もすごく感動したので、小学2年生ならなおさらでしょうね。
さかなクンは、知識はもちろんのことですが、何といっても、教え方(説明の仕方)が上手いですね。
普段教えるという仕事をしていますと、他の人の教え方は興味がありますし、すごく参考になります。
子どもたちには、教科書(文章)だけでなく、いろいろなものを実際に目にしてもらいたいですね。
実際に目にすると、すごく記憶に残りますし、文章以上に感動します。
一昨日、息子を連れて、近くの『県立科学館』に行ってきたのですが、中学生が苦手とする『鉱物』がたくさん展示してありました。
セキエイ、チョウセ石、クロウンモ、カクセン石、キ石、・・・
顕微鏡までありますので、細かいところまで見ることができます。
また、『火成岩』もありますので、例えば、流紋岩や花崗岩が白っぽいというのがよくわかります。
そういえば、一昨日行ったときは、小学生以下の子どもばかりで、中学生らしき子の姿はなかったように思われます。
入館料が必要ですので、頻繁には行けないかとは思いますが、中学生にもぜひ行ってもらいたいですね。
さて今日はこれから高校生の定期テスト対策です。
高校のテストは範囲が広いですね。
さすがに1日で全範囲の復習をすることはできないので、単元をしっかり絞って指導したいと思います。