[2015年10月26日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日の日曜日、息子の通っている幼稚園の文化祭があり、家内と息子と3人で行ってきました。
教室に飾ってある息子の絵を見て、「上手になったね」と目を潤ませながら感心しました。
そして他の子の絵と比べて、「うちの子の絵が一番うまい!」などと、親バカぶりを発揮。
誰も口には出しませんが、みなさん同じことを思いますよね。
その息子の最近の口癖が、「ぼく、これから『テスト対策』」です。
仕事柄、家内とこういう話をすることが多いので、我々の会話を聞いていたのでしょうね。
『テスト対策』が何かはわからないとは思うのですが、とりあえず『勉強すること』だということは分かっているみたいで、幼稚園バッグにお絵かき帳と鉛筆を入れて出かけます。
子どもは怖いですね。
親の会話を聞いていないようでちゃんと聞いています。
先日もある小学生が、「『安倍さん(安倍総理)はダメだ』とママが言ってたよ」と言っていました。
お母さんがテレビか新聞を見ながら、言ったのでしょうね。
安倍総理が良いか悪いかは個人の意見なので、私がとやかく言う筋合いはないのですが、でも「ダメだ」と言うのなら、何が(どこが)ダメで、どうしたらいいのかまできちんと話してほしいなと思います。
親が批判しかしないと、子どもはその姿を真似して、批判ばかりする(文句しか言わない)子になってしまうのです。
(安倍総理が)ダメならダメでいいのです。でも大事なのはその理由(根拠)です。
子どもに政治や経済、社会情勢を説明するのは至難の業。
でも難しいからと言って説明しないのは良くないこと。
親が説明してあげなければ、子どもはそういうことに興味は持ちません。
私も偉そうなことが言えるほど詳しいわけではないのですが、息子が「どうして?」いうことには、きちんと説明しようと努力しています。(努力しても伝わらないことがほとんどですが・・・)
すごくたいへんですが、まあでも、今まではさらっとしか新聞を読んでいなかったのが、おかげで毎朝きちんと読むようになったのは良かったと思います。
来年の参議院選挙からは18歳の高校生にも選挙権が与えられます。
高校生になってから政治に関心を持てと言われても遅すぎます。
小さいうちからご家庭で話し合うことが大切ですね。