[2015年10月30日]
今日は朝から荒れ模様のお天気ですね。晴れ間がのぞいていたかと思うと急に雷が鳴ったり、強い雨が降ったりといよいよ“冬”が近づいてきていることを感じます。この時期になると、夜遅い時間に「キエ〜キエ〜」と鳥の鳴き声が聞こえてきます。(私にはそんな声に聞こえるのですが・・・)空を見ると白い大きな鳥たちが編隊を組んで飛んでいくのが見えます。白鳥さんがやってきたんですね。今年も寒くなるのでしょうか???出来ればあまり雪の降らない冬になってほしいな〜と心から思う毎日です。
明日で10月も終わりですね。日曜日から啓新セミナーでは「後期中間テスト対策」が始まります。今年度は平日の授業日が全て満席なので土日のみの開講となっています。席に限りがるため満席となっているコマが出ています。各コマの受講状況に関しては教室入口の『掲示板』に書いてありますので、これから申し込まれる方はそちらをご確認ください。皆さんの目指す目標点数達成を目指して、一緒に頑張りましょう!!
10月半ばよりテストに向けて、通常の英・数の宿題に加え、理・社・国の宿題が出ていますね。毎週、やってきた宿題の定着度をはかるため、小テストを実施していますが、ワークで間違えた問題と同じような問題をテストでも間違えている人が多くいます。
また、「記述問題」がなかなか得点出来なくて苦しんでいる人も多くいます。記述問題に関しては、テストで全く書けない人の多くは、ワークで取り組むときに記述問題をとばしていることが殆どです。宿題で取り組んだときに完璧に答えられないのは仕方ないと思いますが、出来なかったのならなぜその部分をきちんと理解し、覚える努力をしないのでしょうか?宿題で出来なかったものが小テストや定期テスト、はては高校入試で書けるようになるはずがありません!!まだまだ、宿題の取り組みが甘いのではないでしょうか?
毎週授業で顔を合わせているので、宿題をやってこなかったら、この『鬼ババア』である私が許すはずがないことはどの生徒さんもご承知でしょう。私が「こわい」「うるさい」「うざい」から仕方なく宿題をやっている人も少なくないはずです。それは悪いわけではありませんが、私に提出するためだけでやっているのであれば大間違いですよ。
なぜ宿題をだされているのか?何のために小テストを毎回実施しているのか?―すべては皆さんが受ける定期テスト、高校入試で得点できるようにするための「武器」を手に入れるためです。実際にテストを受けるのは皆さんです。武器を何も持たない、もしくは竹やり一本で戦って勝てるわけがありません。
昔、亡くなった祖母に『形のあるものは無くなったり取られたりすることがある。でも、頭の中に入れた知識だけは誰にも取られることが無い。知識を身に付けることを大切にしなさい。』と、よく言われました。祖母は幼少期はとても裕福な家庭でなに不自由なく育ったのですが、父親を早くに亡くし、その後はとても苦労したそうです。大人になって結婚してからも、始めは暮らし向きも良かったそうですが、先の戦争で全てを失い、その後も苦労を重ねたと聞いています。とても山あり谷ありの人生だったからなのでしょう、そのような言葉をよく孫たちに言って聞かせていたのは。
勉強だけが全てだとはいいませんが、やるべき時にやるべきことをきちんとすることは大切なことです。知識と言うのはなにも教科書に載っている言葉だけではありません。与えられたものを期日までに丁寧に仕上げるという経験も一つの知識と言えるのではないでしょうか。中学生の皆さんが「勉強は自分のため」と心から思えるようになるのは難しい事かもしれませんが、少なくとも『うたこに見せるため』のやり方からは少しでも早く脱却して欲しいと心から思う毎日です。