[2015年11月2日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
つい最近、前期期末テストが終わったかと思ったら、もう後期中間テストです。
ということで、昨日の日曜日からその対策授業が始まり、今日もほとんどの学校が『音楽祭』の代休で休みなので、これから授業です。
以前にも書いたのですが、自分で選択して参加している子は姿勢が違いますね。
集中力があるのはもちろんのことなのですが、ただ『こなす』だけの勉強ではなく、きちんと『修得』しようとしています。
『修得』を辞書で調べてみると、「学問・技術などが身につくように努力して自分のものにする」と書いてあり、単に「習って覚えること」を意味する『習得』よりも、身に付ける・自分のものにする・使いこなすという意味合いが強いようです。
学校によっては、「プリントの中から3割出題します」とか、「授業で解説した問題のみ出題します」というような指示を出すところがありますが、これを単に『丸暗記する』だけで終わるのか、それとも『理解・納得する』のかで、その後の伸び方が違ってきます。
(もちろん、出るとわかっているのに、何もしないのは問題外ですが・・・)
単に『丸暗記する』だけの子というのは、学校で習っていないことはやりたがらないし、テスト前になると「この問題、テストに出ますか?」と質問してきます。
これではその場限りの勉強ですね。
昨日の対策授業の様子を見ていますと、当塾の子どもたちは、『修得』しとうとしている子が多いように思われます。
ちょっと誇張しすぎ?かもしれませんが、私の目にはそのように見えます。
家内との話の中で、「あの子変わってきたよね」ということが出るのですが、そういう子というのは、単に点数が上がったとか、○(正解)が増えたからではなく、理解・納得しようとしている、つまり『修得』しようとしている姿が見られる子なのです。
勉強したことを使いこなせる=活かせるって、なんか、うれしいですよね。
おそらく、単に『習得』するだけでは、味わうことができない喜びではないでしょうか。