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啓新セミナー

[2016年1月15日]

変化

1月も中旬を迎えようやく新潟の冬らしい景色となりましたね。雪が降るのが嬉しいか嬉しくないかと言えば・・・やはり寒さと雪の処理を思うと嬉しくありません(^_^;)。でも、新潟の冬はやはり雪景色あっての冬ですよね。明日はセンター試験。昔からセンターの時期は寒波に見舞われることが多いですよね。教え子たちも明日、試験を受けますが寒さに負けることなく頑張ってもらいたいと思います。

間もなく中学生が今年度最後の定期テストを迎えるため、日々テストに向けた授業を行っています。中1・2生はまだまだお正月気分が抜け切れていない様子が見られ一日も早く『テストモード』に切り替えられるよう奮闘しています。毎回行っている小テストの出来具合を見ると、その子がこの1週間、どんな家庭学習をしてきたかがわかります。

夏に入塾した生徒さんの中で、年末ぐらいから取り組み姿勢に大きな変化が出てきた生徒さんがいます。入塾後2回の定期テストがありました。授業中の問題処理速度が飛躍的に向上し、当然のことながらテスト結果もUPしました。入塾前と比べると5教科合計で40点以上UPしました。そうした結果が出たことで自信がついたのか、以前は目標もあまり高くなかったのですが、高い目標を持つようになり、その結果として取り組み姿勢に変化が出てきたのだと思われます。

こうした生徒の変化がみられることが私たちにとって一番うれしいことです。テスト結果が上がるのも嬉しいのですが、単発的に得点がUPすることよりも、取り組み姿勢そのものに変化が出ることの方が嬉しく思います。そうした学習に対する『姿勢』の変化は長い目で見たときに必ずその生徒の学習における強固な土台となるからです。また、こうした変化は日々の授業で私たちが伝えていることをしっかり受け止めてくれていることも意味しています。

学習において大切なことは『学習環境を整える』ことだと思います。『学習環境』は、落ち着いて学習できる『空間』と、学習者である生徒と指導者である私たちとの『信頼関係』が整ってこそのものです。私たちの塾は主人と私だけが先生の小さな塾です。だからこそ『空間』としての環境整備以上に生徒との『信頼関係構築』というのが非常に大きいものとなります。生徒とこうした関係が築けていることを感じられるのは最高に嬉しく思います。

間もなく中3生は私立高校の入試を迎えます。公立高校の入試までも残り2ヵ月を切りました。今年の中3生の中には4〜5年のお付き合いの方からまだ数カ月のお付き合いの方がいます。お付き合いの長さに差はありますが、授業・休み時間を通して色々な話をして十分な信頼関係を築けてきたと思っています。今私たちの思いは一つ、彼らが自分たちの望む第1志望校に合格することです。3月に彼らの笑顔が見られることを信じて残り少ない期間ではありますが自分たちに出来る精一杯の指導をしていきたいと思いまし、現在中3生ではない中学2年生までの生徒達とも更なる信頼関係を築いていけるように頑張りたいと思います。