パソコン版を見る

啓新セミナー

[2016年1月18日]

効率の良い勉強

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

先週は寒い一週間でしたね。
朝ラジオを聴いていても、毎日、「今日はこの冬一番の寒さで・・・」ですからね。
さすがの新潟市内でも積雪があり、「雪かきをしなければ!」と重い腰を上げようと思ったのですが、雪がすぐに融けてくれて大助かり。
この辺が、以前住んでいた上越市との違いですね。
上越に住んでいた頃は、会社まで車で5分もかからない所に住んでいたのに、車を掘り出すのに1時間近くかかっていましたからね。
雪が少ないのは嬉しいのですが、でも、少雪のせいで、スキー場や地域によっては小正月の行事ができなかったりしてたいへんみたいですね。
世の中なかなかうまくいかないものですね。

1月の授業が始まって1週間経ちました。
小学生や中1・2年生はまだ少し、ぼーとしている子もいますが、中3生はピリッとしていました。
さすが受検生ですね。
公立高校入試まであと約50日。ここからは気持ちの勝負です。
思うように成績が上がらずに焦っている子、毎日毎日勉強するのが嫌になってしまう子、分からないことが多すぎて投げ出してしまう子、なかなか志望校が決まらずに親と衝突してしまう子、・・・
この時期、どの受検生も心に不安を抱えています。
不安を抱えていない受検生など皆無だと思います。
でも、「不安だ!不安だ!」と言って何も手につかない、厳しい言い方ですが、不安をいいことに何もしなければ、結果は自ずと決まってきます。
私の経験上、受検で失敗する子というのは、入試直前まで、「不安だ」とか「落ちたらどうしよう」とか言っている子のように思えます。
結局は、不安に思っているだけで、何もやっていなかったから失敗するのです。
不安に打ち勝つためには、納得できるまでやりまくるしかない。
しかし、時間も限られていますので、手当り次第でななく『効率の良い勉強』をしなければいけません。
効率の良い勉強とは? 1つ目は、好きな教科ばかり勉強しないこと。
例えば、数学が好きで、難しい問題に何分もかけて解こうとすることです。試験には制限時間がありますので、時間内に終わらなければ、まったく意味がありません。ある程度の時間で切って、解説を読んで解法を身に付ける方が得策です。
2つ目は、その場で理解すること。
時期が時期だけに、「あとでもう一回やり直そう」というのはダメ。その場で解説や参考書を見て自力で理解できない問題は、あきらめた方がいい。今自力で理解できない問題を本番で解けるとは思えません。だったら、解説を読んで自力で理解できる問題を徹適的に繰り返した方が得点に結びつきます。

あとは、あまり先のことを考えずに、1日1日を計画的に精一杯生きることだと思います。
納得できるまでやれば、必ず結果はついてきます。