[2016年1月22日]
1月も下旬となり今週は「新潟らしい」雪景色となりましたね。毎日寒い寒いと言いながら過ごしていますが、明日以降は「10年に一度」の寒波が来るそうですし、インフルエンザも流行りはじめているようです。皆さんもお体お気を付けくださいね。
中学生は定期テストまで数週間となり各中学校のテスト範囲が発表されました。どの学年、どの教科も範囲が広くテスト対策が十分に出来るかな?と少し不安になるような範囲内容です(-_-;)。今までの定期テストと同じような勉強では十分な復習を取れないような教科もあると思われます。『まだまだ先だな〜』なんて甘く考えていると痛い目を見ますよ!!部活動の休止期間前ではありますが、帰宅時間は夏場よりもずっと早いはずです。また、週末もテストまで数回あります。学校のワーク、塾の宿題ともに早め早めに仕上げ、間違えたところの復習をしっかりしましょうね。
さて、先日小学生の保護者の方から『家にいる時間が多い冬場をどう過ごしたらよいか?』とご質問いただきました。その方にはその子の性格や普段の取り組み状況から考えられる細かい学習内容をお話ししましたが、この時期の小学生さんに大切にしてもらいたいことについて今日は書きたいと思います。
中学生さんはテスト直前ということもあり、何をいつまでにやるべきか?がはっきりしているため学習に取り組みやすい時期かと思いますが、小学生さんはなかなか冬休みというかお正月モードから抜け切れない生徒さんがいます。学年末を迎え、どの学年も今までの学習内容よりも少しレベルアップした内容で、さらに、来年度以降の学習に大きく影響する内容となっています。この時期の学習を丁寧に復習し定着させておくことで次年度の学習のスタートが変わってきます。
この時期、持ち物忘れが多いなとか、宿題を雑にやっているな、と以前と比べ少し「うっかり」が多いようでしたら要注意です。塾ではきびし〜い「鬼先生」もいるので何とかそれなりにやってきている感じはしますが、一つ一つの取り組みが雑になってきていて、ちょっと要注意だなと感じる生徒さんもいます。今はまだ小学生でも何年か後のこの時期は高校入試に向けてラストスパートをかけている頃です。小学生の内から、「やるべき時に全力で取り組む姿勢」を身に付けている子は入試直前期でも「強さ」を感じます。家で過ごすことが多いこの時期だからこそ、じっくり丁寧に取り組む姿勢を身に付けさせる絶好の機会です。この時期をどう過ごすか?が今後の学力伸張に大きく影響します。取り組み方についてはお子さんの性格、家庭での状況などでそれぞれ違いますので、来月末からお行います個人面談でお話しさせて頂きたいと思います。
1月も残り10日ほど、年度末まで2ヶ月ほどです。あっという間に過ぎていくこの時期を是非大切にお過ごしください。