[2016年4月15日]
暖かかったと思えば急に冷え込んだりと落ち着かない天候が続きますね。今週に入り息子の具合が急に悪くなり慌てて病院に行ったらインフルエンザでした(-_-;)。こんな季節外れにに??と思っていたのですが、インフルエンザの流行はまだまだ続いているようですね。皆さんもお気を付けくださいね。
新年度の授業が始まって2週間ほどとなりました。新しく入った生徒さんも少しずつ塾に慣れてきたようです。新入塾生や新中1年生は2時間15分の長い授業時間と毎回課される宿題、そして英語の小テストと「この塾って大変だ!!」とじわじわ実感しつつあるようです。それでも、どの子も一生懸命取り組む姿が見られ嬉しく思います。しかし、塾生たちが疲れるのは課題や小テストだけでないようです。
授業中、あぐらをかいて座る生徒には、
「足!!おろしなさい!!」
体がぐにゃっと曲がっている生徒や利き手でない方の手が遊んでいる生徒には、
「姿勢が悪い!!」
「もう一方の手はノートの上に!!」
当然ながら字が汚かったり、いつまでも腕組みをして考えている時にも、
「字がザツすぎる!!書き直し!!」
「まず、調べなさい!!早く辞書を取ってきなさい!!」
などなど・・・。学習内容以外のそれこそ一挙手一投足、子どもたちからしたら『細かすぎる』ことまで、いちいち私たちに言われる
―それが疲れの元ではないかと思われます。
学習は、『問題を解き、答えを書いて終わる』ものではないと考えています。問題を解くプロセス、これはただ式を書くとか調べた内容をメモするといったことだけでなく、身体面・精神面ともにどのような姿勢で取り組んでいるか?も含まれると思います。変な姿勢で取り組んでいれば、当然疲れやすくなります。疲れてくれば集中力が落ちます。集中して学習に向かえなければ学力は向上しません。
私たちが言っている『細かい事』は、多分家庭の中で保護者の方も言われていることと同じことが多くあると思います。しかし、家庭以外の場所で、かつ保護者以外の第3者(怖いオバサン)に言われるのと保護者の方に言われるのとでは捉え方が違うようです。何度も何度も言われるのは、彼らからすればかなり「ウザい」のでしょうね。「ウザい」と思われていることを毎回実感しながら、言い続けています
週に数回、数時間でも「ビシッとした姿勢」で学習できる時間をつくっていくことが必ずこの先に生きてくると思います。姿勢はすぐに直せるものではありませんが、諦めることなく「ウザがられながら」もこれからも続けていきたいと思います。いつかくる彼らの変化を楽しみに「ウザウザおばさん」は諦めずに授業をしていきたいです!!