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希望塾

[2024年6月10日]

日日是好日

どうもどうも♪塾長の鈴木です。


みなさんいかがお過ごしですか。


本日は


「日日是好日」(にちにちこれこうじつ)


という言葉についてお話ししようと思います。


「日日是好日」というのは、毎日が素晴らしい日だという意味です。


この言葉を知ると、どんな日でもポジティブに過ごすことができるようになります。


例えば、今日は雨が降っていて、外で遊べなくてがっかりしているかもしれません。


しかしながら、雨が降ると植物が元気になり、水たまりで遊んだり、本を読んだりする時間が増えます。


実はこれもまた素敵!なことではないでしょうか?


学校で嫌なことがあった日もあるでしょう。


しかし、その経験から何かを学ぶことができます。


友達とケンカをしたら、仲直りするための努力が大切ですし


その結果もっと深い友情を築けるかもしれません。




「日日是好日」(にちにちこれこうじつ)の由来は禅の教えです。


臨済宗の大師である雲門文偃(うんもんぶんえん)が使ったとされています。


雲門文偃は、中国の唐の時代(9世紀〜10世紀)に活躍した禅僧です。


彼の教えの中に


「青山緑水、日日是好日」



という表現があり


これが「日日是好日」の基になっています。



この言葉は、自然の中で日々を過ごすことの美しさや、一日一日を大切にすることの重要性を教えています。



「日日是好日」の意味は、「どんな日でも、それぞれの中に良い面がある」ということです。



たとえ困難なことがあったとしても、その中には何か学べることや感謝できることがあると考えます。



禅の教えでは、現在の瞬間を受け入れ、感謝することで心の平穏を保つことが大切だとされているのですね。



どんなに小さなことでも感謝することで、毎日が「好日」になります。



例えば


友達と笑った時間


おいしいご飯を食べた時間


宿題が終わった達成感


全部が「好日」を作り出しています。


ゆえに、みなさんも「日日是好日」を心に留めて、毎日を楽しんで欲しいです。


塾での勉強も同じです。

「新しいことを学ぶ喜び!」


「できるようになる達成感!」


を感じながら、毎日を過ごして欲しいなと思います。